05.訓練
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俺たちの前をふゅーねるみたいなロボットが走る。
『心拍数、互いに急激に上昇。君たち普段どれだけ運動してないの?』
「文化系なもので」
「俺は基本面倒なので」
次は、大雲さんの元へ行きとても大きな銃を渡される。
「重いか」
「「う、うっ、わぁぁぁ」」
銃を持ったまま俺らは倒れる。
「どうなの大雲、こいつらは」
「.....ダメかも」
次は、拳銃の特訓
まず、いのりが見本を見せてくれる。
.......すごすぎる。
「こういうのに関しては流石ね。あんたらにもこのくらいは目指してもらうから」
すごすぎる。全ての弾が人型の的の心臓部と頭を正確に狙っている。
「まぁ、やってみますか」
隣で集がいのりに教えてもらっている中俺は一人で的を狙う。
拳銃を右手で持ち的に向かい連続で放つ。
銃弾は全て頭を正確に狙い撃った。
「意外と当たるものだな」
今日の訓練も終わり自分の部屋(仮)に戻ろうとする時に廊下の方から誰かの歌声がした。
そっちの方へと向かってみるとそこにはいのりと集がいた。
何かを話しているようだったので俺はすぐにその場から立ち去った。
すると後ろから聞いたことのある声がした。
「あっ!王様だ!昼間ぶりだね」
そこにいたのは椎名だった。
「椎名か。そう言えば椎名は今日をしてたんだ?」
「椎名じゃなくて.....シオンって呼んでよね、王様」
そう言って椎名.....じゃなくてシオンは顔を近づけてくる。
「シオンは.....何をしてたんだ」
「私は......健康診断みたいなことかな?いろいろと調べられちゃって.....でも異常は何もなかったから大丈夫だよ、王様」
シオンはそう笑いながら言う。
その笑顔は周りまで笑顔にしそうなほどだった。
「そう言えば、昼間ちゃんと返事してくれなかったけど.....何で俺の事を王様って呼ぶんだ?」
シオンは少し困ったような顔をして答えを出す。
「う〜ん。それはね......王様は王様だから」
答えになっていない。
「まぁ、いいじゃんか.....それじゃあ、明日のテスト頑張ってね、王様」
そうだ、明日はテストの日だった。
そしてテスト当日となった。
「それじゃあ、模擬戦を始めるわ。ルーカサイト攻略作戦シナリオD-14を下敷きにあなたたち二人がエンドレイブと対峙しなければならなくなった場合の想定よ。シュタイナーを抜いて私の後ろの車両に二人とも駆け込めたらあんた達の勝ち。ペイント弾でも当たれば気絶くらいはするわ。集中して.....いいわね」
「「了解」」
俺と
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