第五十八話 余興
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ちゃん。今回のゲームはそう簡単に行きそうにないなって思っててね」
「・・・そうですね。闇慈先輩。私は猫又の力を使って戦います。だから・・・」
小猫が言い切る前に闇慈は小猫の頭を優しく撫で、小猫と向き合った。
「分かってる。今回は小猫ちゃんと一緒にいるから、安心して良いよ?」
「・・・ありがとうございます、闇慈先輩」
「そして・・・ヘルキャットを目指して行こう?」
「ヘル・・・キャット?」
「冥界猫。小猫ちゃんの二つ名に相応しいと思うよ?そして力の暴走や力を悪用しようとする奴らから僕は君を全力で守ってあげる」
その事を聞いた小猫は軽く笑みを零す。
「・・・やっぱり先輩は優しい人です」
「当たり前の事を言ったまでだよ。君は僕の・・・恋人だからね」
「・・・嬉しいです。私も先輩を守れる位強くなって見せます。何時かきっと」
それを聞いた闇慈は微笑むと小猫のでこに軽くキスをする。そのやり取りを朱乃と一誠が影でこっそりと見ていた一誠は血涙を流し、朱乃はあらあらと笑顔で見ていたらしい。
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