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ハイスクールD×D 蒼き凶鳥
原作前
第一章 大戦期
第一話
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だって、このまま逃がしてはくれないんでしょう? だったら戦うしかないじゃん」
「その心意気は好感がもてるが、ここで死ねっ!!」
その言葉とともに堕天使たちが一斉に攻撃をしかけてくる。
俺は近くの堕天使三人と応戦する。
「その大剣ではわれら三人の攻撃はさばけまい」
堕天使の攻撃を受け流しながらいると一人が挑発してきたので、
「甘いなこの大剣は分離して双剣になる!!」
俺は大剣を分離させ、そのまま堕天使の首を切り落とす。
ズバッという音ともに挑発してきた堕天使の首が宙を舞う。
「マ、マッシューーーー!!!!」
「バカな!?われらのジェットストリーム・アタックがやぶられただと!?」
マッシュ?ジェットストリーム・アタック?まさか残りの二人はガイアとオルテガじゃないだろうな。
「どうする、ガイア?」
「落ち着けオルテガ」
あ、やっぱりそうなんだ。
「キャーーーー」
「セラっ!?」
セラの悲鳴が聞こえたので、俺はセラのほうに視線をむけると今まさにセラにむけて光の槍をはなとうとするコカビエルがいた。
俺は出せる限りの速さでセラとコカビエルの間に入り、はなたれたコカビエルの槍をくらった。




「鏡、君?」
凄まじい爆音と、煙が当たりにばらまかれ、その場にいた誰もが鏡夜の死を疑わなかった。
しかし煙が晴れてくると、その中には盾を構えた人影のようなものが見える。
だが、その姿は人型ではあるが人ではない。
鏡夜は180cmほどであったが、その人影は2mほどもあり頭部にはV字のブレードアンテナ。
煙が完全に晴れると、トリコロールのカラーに彩られツインアイを光らせている、[たった一機で戦局を変えた][連邦の白い悪魔]と恐れられた、<RX−78−2 ガンダム>がそこにいた。

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