第七話 そうだ温泉へ行こう
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でアルフもちゃんと色々考えているようだ。
「ん? 何か失礼なこと考えてない?」
「な、何も考えてないぞ!」
これが女の勘ってやつか……。アルフ……恐ろしい子!
そんなやり取りを終えた後、アルフはテスタロッサの詮索(と言う名の入浴)俺はジュエルシード探索(と言う名の休憩)にそれぞれが動く。
……テスタロッサ以外真面目に探してない気がするのは気のせいだろう。うん、気のせいだ。
――そして時間は夜となる。
アルフとあったあの後、テスタロッサから夜にはジュエルシードの場所を特定できそうと言われていたため、俺は念話を使いながらテスタロッサたちのところへ駆けつける。
(テスタロッサ。ジュエルシードは見つかったのか?)
(一応、ジュエルシードだと思うものは見つけたよ。今はアルフが探してくれてる所)
そんな会話をしている直後。この前感じたものと同じような感覚に襲われる。
この感覚がするってことは……。
(……ビンゴだったようだな)
(そうみたいだね)
テスタロッサが見つけた反応はやはりビンゴだったらしく、ジュエルシードの反応が俺にも届く。
(とりあえず俺も向かうから無理はするなよ)
(大地も、気をつけてね)
その言葉を最後に念話を終了する。
そしてそのまま反応のあった方へと、闇を切り裂くように走り続ける。
この夜の暗さが、今から俺の足を踏み入れる世界を表している色のようにも見えて少し気味が悪かった……。
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