スーパーロボット大戦OGs
0097話
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ける。
そう言えば、リーも大分この場所に馴染んできたのか、余り違和感が無くなったな。
「詳しい話は本人に聞いてくれ」
ヴィンデルが通信のスイッチを押すと、そこには相変わらず流浪の格闘家にしか見えないイーグレット・フェフが映っている。
「アクセル大尉、こちらから頼みたいのはサマ基地の応援に行った俺の子供達を連れ戻して欲しいのだ」
フェフの言う子供達となると、マシンナリー・チルドレンか。新世代の人類とか言ってる割には情緒不安定なのが原作で印象深く残っている。
「サマ基地に連邦軍が攻め込んできたのか?」
「ああ、ハガネが攻め込んできたらしい。それを聞いた3人の息子達が自分達でハガネを倒してくると言って出撃してしまってな。それを連れ戻して欲しい」
「こちらの指示に従わない場合は力尽くになるが、構わないか?」
「ああ。俺としては問題ない」
なるほど。こいつ、俺をマシンナリー・チルドレンの実力を計る為の当て馬に使うつもりか。……あるいは、実戦を経験させる為の相手という事も考えられるか。
「それに、もしこの依頼を聞いて貰えるのなら、アギラ・セトメに関する事は水に流そう」
さすがにいきなりアギラ・セトメがいなくなっては気が付くか。だが何とか誤魔化すしかないな。
「……さて、アギラ・セトメと俺に何の関係がある?」
「そう思いたければそれでもいい。……それで、こちらの依頼は受けて貰えるのか?」
チラリとヴィンデルの方へと視線を向けると、小さく頷いている。
「了解した。だが、手荒な真似をするとなると下手をしたらマシンナリー・チルドレンでも命に関わるかも知れないが?」
「そうだな、ウルズさえ無事ならこちらとしては文句は言わん。ただし、ウルズだけは決して死なせないようにして欲しい」
「努力はする」
「では、頼んだぞ」
その言葉と共に、通信が切れる。
「さて、そうなると一刻も早くサマ基地に向かわなきゃ行けないんだが……リー、シロガネは使えるか?」
「いや、まだ修理が終わってない。もう少し時間が掛かる」
となると……ライノセラスは速度の問題で駄目だし、まさかギャンランドを使う訳にもいかない。
「レイディバードしかないか。ヴィンデル、構わないか?」
「ああ、レイディバードならすぐに準備出来る筈だ。早速出撃してくれ」
「アクセル、誰か連れていく? W15は出撃中だけど、W16なら大丈夫よ」
尋ねてくるレモンに首を振る。
「いや、今回は俺1人の方が動きやすい。レイディバードを操縦する量産型Wがいれば大丈夫だろう」
「分かったわ。すぐに準備させるわね」
そう言って作戦司令室を出て行くレモンの後を追う。
「隊長、サマ基地が見え
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