デートと遊園地
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何というか、最近の遊園地は飲食物持ち込みいいんだな……持ち込み可って書いてある看板がたっていたレストランがあったのでそこに入って飯を食べる……正直言うと恥ずかしかった。だって、人前にも関わらず、あーんとかしてくるんだぜ?何?描写が無いって?そんなん作者に言ってくれ
俺には書けません by作者
その後も、いろいろなところを回った。お化け屋敷とかジェットコースターとかジェットコースターとかな。お化け屋敷では、詩乃は元々怖くないみたいで、全く怖がらなかった。俺はソードアート・オンライン内で化け物をなぎ倒してきたから当然怖くなかった。ともあれ、時間はもうすぐ閉園。昔はパレードとかあったみたいだが、最近では無くなった
「詩乃、最後はどこに乗りたい?」
「じゃあ、観覧車かな?」
……テンプレだな
「わかった。じゃあ行こうか」
観覧車に乗り込んだ俺たちはしばらく無言だった。しばらくして詩乃が口を開いた
「今日は楽しかった?」
「ああ……もちろんだ」
「私ね。燐が<<ソードアート・オンライン>>に閉じ込められたときにね。とても後悔したんだ……」
「後悔?」
「そう。私が殺人を犯したと知っていて、話しかけてくれたり、一緒にいてくれたのは燐が初めてなんだ……。燐と話すと心が暖かかった。一人でいるとき、ふと気が付くと燐のことを考えているんだ。で、気付いた。私は燐が好きなんだって」
「詩乃……」
俺が話しかけようとすると詩乃は手で制して先を続ける
「燐は……ほら、望んでいなくても大企業の一人息子。<<ソードアート・オンライン>>で多少つまずいたかもしれないけど、将来の幸せは約束されている。なのに私みたいな殺人者が好きになっちゃいけないってずっと思っていて、気持ちを打ち明けられなかった。ずっと側で見ていられるだけで幸せだったから……でも、いなくなるかもしれない状況になったとき、この気持ちを抑えられなくなった」
詩乃苦笑混じりにそう言うと一旦言葉を切り、目を閉じた。そして、また目を開けると続けて言った
「ずっと、好きでした。付き合ってください」
「俺は……」
答えは決まっていた。もちろんYES。それを伝えようと口を開くが、止められた
「今は、答えを言わないで。YESでもNOでも泣いちゃいそうだから……でも……」
その時、俺たちの乗っているのが丁度観覧車の頂点についた。唇に感じた柔らかい感触。それが詩乃の唇だとすぐには気づけなかった
観覧車の残り半分の間、俺たちは無言だった。俺は、唇の感触に浸っていて……柔らかかったな……って何考えてんだ!?詩乃は恥ずかし
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