第十七話 影の実力者その二
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うわけでもないのよ」
だがビアンカの言葉もまた今一つ歯切れが悪い。
「タイプの一つよ、確かに」
「ええ」
「けれどそれだけじゃないから。女の子の許容範囲は広いのよ」
「そうなの」
「正直年上の女の人も好き」
ビアンカは述べる。
「大人な人もね。色々と教えてくれそうだし」
かなり際どい言葉である。
「そういうのっていいわよね」
「私はそういう好みはないけれど」
ルビーは首を傾げながら応えた。
「悪くはないかもね」
「そうよね。だから」
「けれどそれだけじゃないのよね」
ウェンディが問うてきた。
「タイプの一つなのでしょ?あくまで」
「ええ。他には」
彼女はウェンディにも応えて述べる。
「年下の可愛い娘とか」
「年下も」
「いいわね。そちらも」
「結局何でもいいんじゃないの?」
レミが結論付けるかのように突っ込みを入れてきた。
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