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とある科学の対能力者
再会
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とある研究所。
そこの一角、少女は立ち尽くしていた。
そこは破壊の限りを尽くしたような跡が残されていた、多くの死体と共に。

「呆気ねーですね」

少女は頬についた血を指で拭うとガラス越しの男を睨み別の部屋に向かった。

「今で何人めだ」

「ハッ、24人目です。計算では残り大能力者(レベル4)一人でNo.6は超能力者(レベル5)に到達すると思われます。」

「ようやく、ようやくか」

組織の計画の成功の一端が完成しようとしていた。


―――――



夜、冷たい風が頬を撫でる中、オレは第10学区に来ていた。
第10学区は原子力研究施設や細菌関連研究施設など、事故時に大規被害が予測される研究所が集約されている場所だ。大規模廃棄物処理場、実験動物処分場なども存在している。
そして例の「超能力者増加計画」もこの学区で行われているということらしい。
オレは額の軍用ゴーグルを増加しサブマシンガンを右手に持ちながら計画が行われている場所に向かう。

「アァ…たりぃ……早く終わらせてあんまん」


数分歩き研究所の前にたどり着いた。見た目はボロボロで周りにはカラスが鳴いておりいかにもと言った感じの研究所だった。

「さァてと、行きますか」

一応周りには警報器の類いはあるようだが知っちゃこったねぇ
敷地内に入った瞬間凄まじい警報が鳴り響く。
それと同時に数人の武装した男達が現れた。

「何者だ、止まれ」

「やだねぇ」

サブマシンガンを構え発砲する。
警報と発砲が合い見えそれ以外の音をかき消していた。
男達の何人かはそれで死んだが他の男どもは盾を利用し生き残っていた。

「面倒くせぇ」

男達の発砲を避けながら接近しサブマシンガンで射殺する。
それで二人目を殺した時、周りを盾を使い囲まれた。
そして隙間から銃口がオレに向けられる。

「死ね」

誰が言ったかなどわからなかった。
その言葉と共に銃弾が銃口から放たれる。
しかしそれがオレを貫くことはなかった。

「跳びやがった…!」

オレは空中にいた。
飛び上がることで盾の包囲網を抜け出したのだ。

「あばよ雑魚ども」

そして空中で男達に乱射する。
吐き出された鉛玉に貫かれ男達は真っ赤な鮮血を散らせ地に落ちた。

「中入るか」

男達を横目にし、中に入っていく。先程とは違い誰も現れないのが奇妙だった。
いつの間にか警報は鳴り止み辺りは静寂そのままだった。
だらしなく持ったサブマシンガンがやけに重く感じる。
瞬間、オレは後ろに跳び退く。
周りが明るくなりオレがいたところ床が抉れは焦げていた。

「能力者か」

「……。」

床が焦げているところを見ると電子制
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