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俺が魔王の息子ってマジですか!?
7話 黒龍が復活しました。
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恐る恐る振り返るとそこには……。

いつもYシャツとパンツ一丁のアランドロンと兄上に仕えているヒルデカルダ。
そして、その二人の前で右腕を突き出し、黒龍と対峙している兄上が居た。


「ぬるい。この程度か?黒龍よ」


『ほう、貴様は……』



どうやら、兄上は片腕一本で黒龍の攻撃を防いだようじゃ。
しかも、ぬるいとか言って挑発しておるし……。




















一言だけ言わせてもらおう。

余は、兄上と絶対にケンカしない。







おまけ(※ほとんど会話)

「師匠。この薬はどうしたんですか?」

「ん?ラミアか……。それは紅蓮様に頼まれて私が作ったものと友人に頼まれて作ったものだ」

「へ〜、師匠の自作……って!紅蓮様どっか悪いんですか!?」

診療の準備をしていると、私の弟子であるラミアが、机の上に置いてあった2つの薬を手に取り
質問してきた。
すぐに答えたのだが、紅蓮様を心配してか私の襟を掴み、ガクガクと揺らす。
まあ、兄のように世話をしてもらっていたうえ、初恋と来た。
この反応はしょうがないと思うが・・・。

「やめんか!」

ボカ!

「いったーーー!!」


鬱陶しかったので、拳骨を頭に振り下ろした。


10分後

ようやく、落ち着きを見せたラミアに紅蓮様が病気でない事を伝える。

「それじゃあ、なんの薬なんですか?」

「落ち着くための薬が欲しいと仰っていたからな、精神を安定させる薬だ」

「あ〜。確かに紅蓮様は大魔王様の事なんかで苦労してそうだから、
納得できますね」

「まあ、私もそれだろうと思う。」

「で、師匠のご友人の方の薬はなんですか?」

「ああ、なんでもそいつの息子がとんでもないチキンでな。
いじめられているうえに、引きこもりなんだと。
それで、薬がきっかけでもいいから前向きになってもらいたいんだそうだ」

「うわぁ、かなり重い話ですね」


「まあ、この薬は簡単に説明すると『興奮剤』しかも明日中にと言うから
今日までに副作用がないように調整しないといけないんだ」

「副作用って……一体何が起こるんですか?」

「ああ、好戦的になるな」

「それは、早くなんとかしないといけませんね」

「そうだな、ってもうすぐ診療時間だ。
ラミア。悪いが、紅蓮様に薬を届けてくれないか?」

「わかりました!」

「右のやつが、紅蓮様ので左のやつが今日改良する奴だからな。」(フォルカス先生から見て右)


「はい!」(ラミアから見て右。)












「紅蓮様!薬
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