7話 黒龍が復活しました。
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うな部屋で、床に封印の魔法陣がある。
どうやらまだ復活しておらんようじゃの。
ふふふ、兄上もまだ来ていない。
今のうちじゃ!!
10分後
「何故じゃ!どうして封印が解けん!!」
封印を解くために色々した余。
しかし、どれも効果が無かったのか、変化が無いのじゃ。
こんなことならイザベラ達を説得し、連れてこれば……。
だが、今更後には……。
どうにかならないものかと考えておると、後ろから気配がした。
まさか、兄上か!?
「坊ちゃま!」
「早く城へ戻りますよ!!」
「さすがに今度はやば過ぎますって!」
振り返ると、目の前にいたのはイザベラ達であった。
おそらく、ヨルダの転送でここまで来たのじゃろう。
ちょうどいい、説得して封印を……。
バチィ!
ん?
魔法陣から、何かがはじけるような音がした。
まさか……。
バチィ!バチバチバチ!
「焔王坊ちゃま!!」
カァァァァァァァ!!!
魔法陣からはじける音が強くなり、何かを察知した、イザベラに腕を引っ張られる。
すると、魔法陣が黒く光だした。
間違いない、封印が解けたのじゃ!
コレでラミアは……。
ズズズズズ!
魔法陣からゆっくりと出てくる、黒龍。
ではさっそく、決めセリフを言った後、華麗にぶっ倒してやるのじゃ!!
余はポーズを決めて、セリフを言う。
「黒龍!余の家来になるのなら許してやる。
もし、戦うと言うのなら……
ギャァァァァァァ!!」
「「「キャァァァァァァァ!!!」」」
ドゴォォォン!!
ヤツめ!余がかっこよくセリフをいっている隙に、
巨大な口から黒い炎の玉を余に放ってきたのじゃ!
何とか、華麗に避けた←(全速力で逃走)が、なんじゃあの威力は!
余は戦略的撤退をしながらチラリと後ろを見る。
すると、さっきまでいた場所の床にデカイ穴が空いておる!どこのラスボスじゃ!!
あんなバケモノの相手していられるか!
「ヨルダ!転移を!!」
「わかったわ!!って、キャァァァァァァァ!!」
ボォォォォ!!
走りながら、イザベラがヨルダに転移の指示を出すが、後ろから黒い炎の玉が!!
来るぅぅぅぅぅう!死ぬぅぅぅぅぅぅぅ!!
もう、叫んでいる暇さえない。
黒い炎の玉が迫ってくる。
余、終わった。
ドテ!
「「「坊ちゃま!!」」」
終わったと思った瞬間、足がもつれて転んでしまう。
イザベラ達が、叫んでこっちに来るが何故かゆっくりに見える。
後ろを見れば、黒い炎の玉はもう、余の数メートル先。
衝撃に備え、目を瞑って体に力を入れる。
・・・・。
体に力を入れて衝撃に備えていたのだが、何も来ない。
後ろを
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