暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
買い物と壁男
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前にも春が来たか……いや、めでたい。今日は客として来たのか?」

「ああ……」

「じゃあ、ゆっくりしていってくれや」

エギルはカウンターに戻る。俺らはカウンターのスツールに並んで座る

「エギル、俺はブラックで。詩乃はどうする?」

「私もブラックで」

「あいよ」

エギルがコーヒーを淹れてくれる

「そういや、燐。おまえの連絡先を教えてくれんか?」

「了解」

携帯の番号を交換する。コーヒーを飲みおわり

「ご馳走さま。いくらだ?」

「ここは、俺の奢りにしといてやるよ」

詩乃を見てニヤリと笑うエギル

「サンキュー……じゃあな」

「おう」

手を振ると詩乃を連れて店を出る

「何か……顔と言葉のギャップが……」

「それはわかる……」

外に出ると空が赤く染まっていた

「じゃあ、また明日な」

「うん、楽しみにしてる」

今日はもうそろそろ帰らないと行けないので、帰ることに。……明日が楽しみだ

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