第一部 FC編
第一章 新人遊撃士との出会い
旅の始まり
[8]前話
ここは、リベール王国の地方都市ロレント。
そのギルド支部に彼の姿があった。
「本当に助かるわ。まさか、貴方みたいなすごい人が来てくれるなんて」
彼女は、このギルド支部の受付であるアイナ。
「別に長期滞在するわけでもないが・・。まあ、依頼があったら受けよう。
カシウスのおっさんも居るしそんなにないだろうけどな」
彼こそが、無限神皇が転生したヴァン・バニングスの分身である。
「アイナさん。おはよう!」
「おはようございます」
そこに、やたら元気な少女と礼儀正しい少年が入ってきた。
「あら、エステルとヨシュア。そういえば、今日が試験だったわね」
「うん!で、そっちの人は?」
「彼は、正遊撃士のヴァゼルークさんよ」
「よろしく。お前たちがカシウスのおっさんの子供か・・・・」
じっとエステルを見つめる。
「へ?なに?」
「いや、あの親あって、この子供ありだと思ってな」
「あ、あんですってー!?」
「まあまあ、エステル。事実じゃないか」
その後少しの間、エステルはいじけたままだった。
[8]前話
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