プロローグ
英霊召喚
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、着物に革ジャンの女性は目の前の少女に話しかけた。
「ふえぇぇぇぇ?わ、私ですかぁ?」
「よしたまえ、アサシン。」
綺礼が言うと、
「なら俺は休むぜ。」
と言い、着物の女性、アサシンは霊体化した。
「あなたが、私のマスターですか?」
少女が問うと、
「マスターの遠坂時臣だ。よろしくたのむ、キャスター。」
「高町なのはです。よろしくお願いします。時臣さん!」
「時臣さん……」
師のことを少しだけ不憫に思う綺礼だった。
―――ケイネスサイド―――
「俺はこう思っているんですよ、速さとは至高である、と。いかに強力な攻撃であろうとあたらなければ意味がないならばあたらない強力な一撃より小回りの利く素早い一撃が重宝されるそのうえ早い一撃は力を生む少ない力で多大なダメージを与えられるまさに合理的で文化的な俺にふさわしい一撃ですたとえ強靭な防御を誇るとしてもいつかは限界を迎えるしかし速さに限界はない突き詰めればいくらでも速くなるつまり速さこそが最強にして無敵!だから俺は速さを追い求めるんです!聞いてますか?マスター?ソラワさん?」
「ソラウです!いい加減に覚えてください!」
「あはは、すみませーん。」
「………なぜこんなことになるのだ。」
―――ウェイバーサイド―――
「いったいどこだここは?」
「が、学生だって?こいつがサーヴァント?………ステータス低っ!」
「ひどい言われようだがその通りだマスター。俺はEランク武偵だからな。」
「武偵?」
「武偵を知らない?」
―――龍之介サイド―――
「悪魔が女の子?」
「アンタがマスターか。あたしは佐倉杏子。ここではランサーって呼んでくれ。」
「まぁとりあえずお近づきのしるしに、あれ、食べない?」
「さすがのあたしも人間はくわねーよ。てか死体だらけじゃん、ここ。もしかしてあんた、殺人鬼?」
「そー言うことになるのかなー?」
「ま、食いもんくれればあたしは働いてやるよ。あんたのことはどーでもいいし。」
「じゃあ……」
「だから食わねえよ!」
かくして第四次聖杯戦争は始まるのである。
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