番外 A’s編
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表を盗み見るとフェイトちゃんの他に撃墜されている昔のわたしの姿も見える。
ますますもって状況が分からないよ!?
と、取り合えず、目の前の事からかな?
この状況を何とかしないとっ!
『アクセルシューター』
「シュートっ!」
誘導性皆無にしてのスフィアをシグナムさんに放つ。
とは言え、直線砲撃だったので当然バリアに防がれる。
しかし、目くらましには十分だった。
すぐさま方向を転換して…
よし、死角に入った。
シグナムさんは純粋な剣一本の騎士。
レヴァンティンがいくつも形態を持っているとは言え、基本的に振り回すものだ。
だから、けっして近づかれないように一定以上の距離をとってちくちくと。
ま、まあ、わたしも少しばかり卑怯かなぁとは思うけれど、いきなり襲ってきたのだからいいよね?
四方八方からスフィアがシグナムさんを襲う。
死角に入りつつ何度も攻撃と、弾幕を張り続ける。
爆煙でこちらの視界も遮断されるが、円を使える私には関係ない。
相手の動きは手にとるように感じることが出来る。
シグナムさんもわたしの砲撃から予想をつけて攻撃してくるのだけれど、すでにそこにはわたしは居ない。
当然シグナムさんは全体バリアを張るよね。
バリア系の防御魔法はピンポイントのシールド系よりは薄いのが常識。
だから、それを待っていた。
『ディバインバスター・シフトバリアブレイク』
バリア貫通能力に重点を置いてのディバインバスター。
受けきれるものなら受けてみてっ!
「ディバイーーーーーンバスターーーーー」
ゴウッ
わたしの砲撃魔法がシグナムさんを襲う。
「なっ!」
パリンッ
拮抗は一瞬。
バリアを貫通し、シグナムさんをわたしの砲撃が包み込んだ。
プシューーーーーッ
余剰魔力が排出される。
よしっ!撃墜!
「こぉんのおおおおおおっ!よくもシグナムおぉぉぉぉぉおおおっ!」
ええっ!
今度はヴィータちゃんなのっ!?
「アイゼンっ!」
『エクスプロズィオーン』
ガシャンと言う音の後に薬きょうが排出される。
「ラケーーーテン、ハンマーーーーーーー」
ジェット噴射で加速した速度も上乗せしてのハンマーによる一撃。
「レイジングハートっ!」
『ロードカートリッジ、プロテクション』
ガシュガシュ
二発のカートリッジをロードしてのプロテクションはヴィータちゃんの攻撃をしっかりと受け止めることが出来た。
「かっ…かてぇっ!」
もうっ!こっちも問答無用なの!?
わたしは右手に魔力を放出させて乱回転。
ヴィータちゃんは
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