外伝1 君が主で居候が俺で
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
を無視して、幼女に背中越しに出来るだけ安心してもらえるように
声を掛ける。
「無視してんじゃねーぞ!コスプレヤローーが!!」
無視されたことがよほど気に食わなかったのか、怒号をあげた
チンピラが、警防?のような物を腰から取り出し突っ込んでくる。
ドゴォ!
「ばっ!?」
突っ込んできた、チンピラが警防のような物を俺に振り下ろす前に
柄でチンピラの顎を打ち上げて数メートルほど吹き飛ばす。
「拙者の格好は別にコスプレではござらんよ」
「くっ!おい!応援を呼べ!!」
「ダメだ!事務所につながらねぇ!」
俺の格好はコスプレではないと反論してみたが、男達のほうで
トラブルが発生したらしく、俺の反論は無視される。
いい感じにパニックになってるし、幼女つれて逃げるか?
そんな考えが頭をよぎった時、俺が入ってきた部屋の入り口から
髭を生やした男が一人、入ってきた。
こいつ等の仲間か?
「お前達の仲間はここに居る者以外捕まった、覚悟せい!!」
「た、田尻!きさばぁ!?」
「ごはっ!?」
「ぎゃーーーー!!?」
突然現れた、髭男。
黒服たちを次々に蹴散らしていく。
どうやら、幼女の迎えのようだ。
刀を鞘に収め、コソコソと逃げようとかつて窓があったであろう
場所まで近づくが……
「まあ、待ちなさい」
「おろ?」
「お嬢様から話を聞きました、不貞の輩からお嬢様を救っていただいた様で…
ぜひお礼をさせてください」
「おろーーー!?」
髭男に手首をつかまれ、ズルズルと引きづられる。
お、俺が反応できないなんて!?
これがギャグ補正か!?
つーか!何時幼女から話を聞いた!?早すぎるだろ!!
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ