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学園黙示録 Highschool Of The Dead 〜壊れた世界と紅の狼〜
運命の大きさ
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“
偽
(
カラド
)
・
螺旋剣
(
ボルグ
)
”!!!」
ビュンッ!!
放たれた
螺旋剣
(
カラドボルグ
)
は、弧を描きながら床主大橋に向かい橋に直撃した瞬間、この辺り一帯が大きく揺れると同時に突如虹色の極光で出す極太な光の柱が出現した。
キュゴッ………ゴォォォォォォォォォォォッッ!!
突然の大きな揺れに高城邸に居る者は驚き、そして光の柱が出現したことに騒ぎ始める。
俺は未だに光の柱に背を向けて、孝達を見る。
「これが宝具の力だ、理解したか? 言っておくが今の威力でもエクスカリバーより下の宝具だからな? エクスカリバーが真名解放したら、本当に国が吹っ飛ぶぞ?」
「「「………………(゜д゜;)ポカーン」」」
「おーい、大丈夫かー?」
麗以外は全員が目を大きく開いて口をあんぐりとしていた。
そこに麗が一言入れる。
「真紅狼、やりすぎ」
「そうか? こういう手合いは実践した方が早いと思っていたんだが………」
「………し、真紅狼。それを僕たちに放たないよな………?」
「安心しろ、放たねぇよ。放つのは<奴等>と俺が殺したいと思った奴が対象だから」
すると、ほっと胸をなでおろしていた。
「と言うわけで、俺の意味が言ったことを理解出来たな? この際だし、お前等が知ってそうな宝具を順に出してやるよ」
そこから俺は、片っ端から取り出した。
『約束された勝利の
剣
(
エクスカリバー
)
』
『勝利すべき黄金の
剣
(
カリバーン
)
』
『全て遠き
理想郷
(
アヴァロン
)
』
『絶世の
名剣
(
デュランダル
)
』
『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』と『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』
『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』
『干将・莫耶』
『破戒すべき全ての
符
(
ルールブレイカー
)
』
『
赤原猟犬
(
フルンディング
)
』
『
原罪
(
メロダック
)
』
『
太陽剣
(
グラム
)
』
『災いと破滅を呼ぶ黄金の
剣
(
ダインスレイフ
)
』
と、ポンポンと出してみた。
「まぁ、こんな感じか。あ、この中で絶対に刀身に触れないで欲しいのは『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』と『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』には触れんなよ。下手したら死ぬぞ」
「なんでだ?」
「この二つの槍は呪いの槍だからだ。どちらもその槍で傷つけられた者の傷を癒すことは出来ないし心臓を穿たれたら確実に死ぬからな」
そう説明すると、全員が息を飲む。
「蒼騎、もう話すことはないわね? まだ、隠してる事とかあるかしら?」
「あー、あと一つあるがまだ時期じゃないし、話したくねぇな」
「アンタねぇ………!」
「なら、ヒントを出してやろう。“一つの身体に、二つの魂”………これがヒントだ。どういう意味かよく考えな」
「どうい
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