グレモリーvsフェニックス
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今、確実に軍事兵器の名称が飛びだしたんだが………………
すると、部長が…………
『真紅狼、もしかしてその鋼鉄の箱の中身って“そういうもの”が入ってるんじゃないでしょうね?』
『まさにその通りだぞ? ゲパードにRPG、アーウェン37とかも持って来てるぞ』
『………………………………………………』
全員黙ってしまった。
ヤバい、一人だけ装備がガチ過ぎる。
さらに質が悪いのが真紅狼が暗殺者だと言う事だ、確実に一人ずつ仕留める気だ。
『だから、アナタ…………私に装備持ち込みのことを尋ねたのね?!』
『まぁ、そうだな。今頃使用禁止にされても、俺は止まらないからな?』
私達は混乱していたが、おそらくライザー達はもっと混乱してるだろう。
ただでさえ、体育館が跡形も無く吹っ飛んでいる。
『取り敢えず、行きましょう』
部長の声が耳に響き、俺達が足を進めようとした時、空中で朱乃さんが爆撃された。
『キャアアッ!!』
「朱乃さん!?」
『フフ………撃破。敵を倒した時がもっとも危険だと言う事を彼女は知らなかったようね』
『リアス・グレモリー様の『女王』、リタイア』
グレイフィアさんのアナウンスに信じられることが出来ず、次の敵の行動に対応が遅れ、手をこちらに向けるのが見えたが突然の事で俺は反応できなかった。
「………ッ、先輩!」
ドンッ!
ドゴォン!!
「……小猫ちゃん!!」
「……先輩、気を抜いちゃダメです」
そう言って、小猫ちゃんは光に包まれて、医療ルームに転移した。
『リアス・グレモリー様の『戦車』、リタイア』
無残なアナウンスが流れて、俺は感情的になり上空に飛んでいる奴に向かって怒鳴った。
「テメェェェ!! 降りて来い!! 俺が相手だ!!」
『バカな子、降りるわけないでしょう? 貴方も彼女達と…………ッ!?』
喋っている途中で、敵の『女王』は身を屈めた。
なんだ? 一体どうしたんだ?
『全員良く聞け』
「今のは真紅狼の仕業か?!」
『俺はこれから雛狩りに移る。ここからは完全に別行動だ。俺の戦場に入ってきたら敵味方関係なく撃つつもりだ。そこの所をよく覚えとけ………………ブツッ!』
真紅狼からの一方的な通信が終わり、部長が何度も呼びかけているが応答が無いと言う事は、おそらくインカムを外したな。
そこから、敵の『女王』は姿の見えない暗殺者の狩りの対象となった。
〜イッセーside out〜
〜真紅狼side〜
朱乃が撃破されたのを見終わった後、俺は心の奥底で撃鉄が叩かれる音がした。
ガツンッ!
俺は無線で全員に一方的な通信を行
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