グレモリーvsフェニックス
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のめすことが出来るなら、それ以上でもそれ以外のことなんざ、どうでもいい』と普通に話していた。
相変わらず、真紅狼の肝の太さは異常だと思う。
「………先輩は『兵士』を。私は『戦車』を倒します」
「分かった。ブーステッド・ギア、スタンバイ!」
『Boost!』
倍加が始まり、それに気が付き敵の『兵士』達は、襲ってきた。
「解体しまーす♪」
双子の『兵士』は、片手でチェーンソーを持って振りまわしてくる。
ちょっと、この双子怖すぎるだろ!!
ドゥルドゥルドゥル………!!
チェーンソーの唸りが俺の耳元で聞こえるほどギリギリで避けた。
マジで危ねぇ………
その攻撃を避けながら、俺の新しい必殺技を三人に放った。
「くらえ! “洋服破壊”!!」
手を突き出すと、俺の腕の先に居た双子の少女の服は弾け飛んだ。
それと同時に鼻血がドバッ!と飛び出た。
「「キャアアアアアアアアア?!」」
「…………見損ないました」
小猫ちゃんの一言が俺の心に突き刺さる。
だ、だが、俺は欲望に忠実な…………
ザザッ・・・・・・
『イッセー達、聞こえる?』
「あ、はい。聞こえてます!」
『朱乃が屋根を吹き飛ばすと同時に撤退よ』
「分かりました」
すると、間髪入れずに朱乃さんの雷が屋根を吹き飛ばす。
ボォーンッ・・・・・!
俺達はすぐさま身を引いた。
「なに、この音!?」
「あ、ちょ、ちょっと待ちなさい!!」
「ここはアナタ達にとって重要な場所じゃないn…………」
そして、俺達が外に出た瞬間、体育館がおもいっきり吹っ飛んだ。
ドッ・・・・・ガァーーーーーン!!!
出入り口から強烈な爆風が吹き荒れ、俺はその爆風に煽られ吹っ飛ばされた。
『ライザー・フェニックス様の『兵士』三名、『戦車』一名、リタイア』
「いってぇ………!!」
これが真紅狼の言っていた仕掛けか?
威力、あり過ぎだろ!!
「おい、真紅狼!」
『なんだ、イッセー?』
「お前の仕掛けとやらのせいで、体を打ったんだがどうしてくれる?」
『そりゃ、お前の撤退の遅さが悪い』
「一体、何をやったらココまでの爆発になりやがる!? 確実にあの四人はくたばったぞ!!」
『“仕掛けた”というよりかは、正確には“ぶっぱなした”が正解だな』
ぶっぱなした?
一体何を………?
「一体何を?」
『“対戦車ミサイル(TOW)”』
「「「「「………………………………………………は?」」」」」
『だから、“TOW”だ………って言ってんだろ』
俺の気のせいか?
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