戦闘校舎のフェニックス
正体と御家事情
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ですか?』
「はっきりとこの目で確認したわ」
『分かりました。調べるだけ調べてみます』
「お願いね」
『それと、お嬢様に御婚約のお話が出ており………「もう、切るわ」……あ、おjy……』
ブツッ・・・・
「……勝手に話を進めるなんて……」
相手はあの男、絶対いやだわ。
自分の婿ぐらい自分で選びたいわ。
どうすれば、破談に………そうだわ!
こうするしか、破談に持ちこめないしのんびりしてたら話が進んでしまうから、明日の夜、決行ね!!
〜リアスside out〜
次の日の夜………
〜真紅狼side〜
うぃ、真紅狼だ。
現在、朱乃からの連絡が来て、『私の家にきてちょうだい』と言われて、欠伸をしながらも朱乃の家に向かっている。
「真ちゃん、ゴメンネ。こんな遅くに」
「何故俺を呼び出したのか、理由を言ってくれ」
「リアスが『真紅狼を連れてきて』って言ったのよ………というか、その手のひら………なんで薄く切れてるの?」
「昨日、十分に寝れなかったせいか、父さんの襲撃をギリギリで気が付いてな………、顔に撥が当たる直前で白羽取りしたら、こうなった。マジ死ぬかと思った」
「それはまた………」
「その後、案の定母さんのお仕置きが出て、父さんは今頃石攻め食らってる」
「………今もずっと?」
「朝からずっと………今日はゆっくり寝れるから、有難い。………が、時折聞こえてくる断末魔が聞こえるのが怖いな」
朱乃は乾いた笑いだった。
そんな話をしていたら、リアスが下宿してる家に着いた。
「リアス、来たわよ」
「入ってちょうだい」
俺達は部屋の中に入ると、銀髪でメイドさんが居た。
「何故、メイド?」
「私の家で働いているメイドでグレイフィアっていうの」
「お嬢様からお話しは聞いております、蒼騎様。私、グレモリー家のメイド長のグレイフィアです。以後、お見知り置きを」
「あ、どうも。俺の名は蒼騎 真紅狼です。見ても分かるかもしれませんが“人間”です」
なんだろう、グレイフィアさんを見ていると凄い誰かに似ている。
誰だっけ?
「お嬢様、蒼騎様が?」
「ええ、そうなの。神器を二つも持っている人間よ」
「彼の神器を調べた結果、まったく資料が出て来ませんでしたが多少は分かりました。蒼騎様の持っている神器は“忘れられた神器”で別名“狼(ウォルフ)シリーズ”というらしいです。あと、隠された“神滅具”のようです」
「つまりは、“神滅具”は十三個(・・・)ではなく十四個(・・・)だったということ?」
「はい」
「何故、分からなかったの?」
「一度もちゃんとした形で発動することが出来なかったのが原因ですね。その為、記録に載らなかったらしいです」
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