第2章 戦争?
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連斬!!」
ガウルの時と同じように、すかさず追撃に出るレイジ。
………だが、
「一撃で終わるとは思っていないよ」
二連撃も予測され、防がれてしまった。
「もうやだこの人………初心者相手に何マジになってんだが………」
「こんなにも戦えて初心者な訳が無いだろう………」
「いや、そうでもないのだロラン」
そう言って現れたのはゴドウィン。
先ほど敵に囲まれていたが蹴散らした様だ。
「さて、この者は私が相手をする。レイジ、お前は閣下の援護へと向かえ」
「えっ………ゴドウィン、あんた行けよ」
「いや、私だと逆に怒鳴られそうでな………」
「いや、絶対俺もそうだろ………」
なんてったって家の姫さんはプライド高そうだもん。
いくら不利な状況でも『ワシ一人でやる!!手を出した者はワシ直々に八つ裂きにするぞ!!』とか言いそうだしな………
「いいから行け!!」
と大きな怒鳴り声が響き、従うしかなくなった………
「いやぁ、来なきゃ良かった………」
大きな蟻地獄の様なステージ、そこでレオは戦っていたのだが、そこは既に地獄絵図状態だった。
吹き荒れる炎に降り注ぐ隕石。
「何、あの姫様天変地異起こすの?」
蟻地獄のステージの真ん中で笑いながら事の様子を見ている姫様。
まさに魔王もビックリな感じだ。
「そんでもってあそこでいい動きしてるのが親衛隊隊長と勇者か………」
そう呟きながら緑の髪の女の子と金髪の男の子。
2人はレオの攻撃を一生懸命攻撃を避けていた。
「ワハハハハハハ!!」
「いやぁ、楽しそうだなレオ………俺、帰ろうかな………」
そんな事を思っているとレオは止めを刺すつもりなのか大きな紋章陣が現れた。
「嘘だろ!?馬鹿じゃねえの!?」
「大・爆・破ー!!」
その掛け声と共に大きな大爆発が蟻地獄のステージに巻き起こった。
「このアホ閣下!!味方ごと巻き添えか!!」
「おおレイジ、無事じゃったか。………って誰がアホだ!!」
上から叫ぶ様に言った俺。そんな俺に向かって斧をぶん投げてきやがった。
「危なっ!?」
それを何とかジャンプして躱す。
「何すんだこのアホ姫!!」
「………貴様、ワシにアホアホ言ったのは貴様が初めてだ………ワシの戦斧の錆にしてくれる………」
流石にアホアホ言いすぎたのか、もの凄い殺気を込めて斧をこちらに向けてくるレオ。
「えっ!?そんなんで怒るの………?むしろ俺が説教する場面なんだけど………」
「レイジ覚悟せよ………」
「それは………」
「こっちのセリフだ!!」
そう言って空から降ってきているのはさっきの親衛隊長と勇者の2人。
どうやら
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