サイバー・ドラゴン
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とで会場がまた騒然とする。
「落ち着いて下サーイ。ルールの方はそれほど変わりはありまセーン。すぐに理解出来ますから安心して下サーイ。まずはLPが今までの2倍、8000からのスタートしマース。そして融合デッキはエクストラデッキと名を変え、制限は15枚になりマース。そして守備表示での通常召還は全て裏側でのセットとなりマース。他にも名称が幾つか変更されますが概ねはこの程度デース。ちなみに海馬コーポレーションはこのルールを意識してのカードをこの一年で発表していマース。もちろんシンクロ召還についてもデース。さて、説明はこの位にして今回のデュエルを行なう二人に入場して貰いまショウ」
その言葉と共に二人の生徒がリングに上がる。片方は白い制服を身に纏い、もう片方は赤いジャケットと帽子を被っている。
「紹介しまショーウ。こちらの彼はアカデミアにおいて帝王と呼ばれる程の実力を持ちサイバー流の免許皆伝を持つ丸藤亮。それに対する我が社のテスターは今年入学したばかりではありますが、シンクロ召還を開発した人物でもありマース。その名も東雲遊矢」
歓声が上がるが二人ともそれによって緊張する様な事も無く、向かい合ってデュエルディスクを構える。
「「決闘」」
ふむ、相手は丸藤亮か。サイバー流ということはデッキはもちろん『サイバー』か。出来れば後攻の方が良いが、先攻か。仕方ない。
「オレのターン、ドロー。何もせずにターンエンド」
遊矢 LP8000 手札6枚
オレの行動にペガサス会長以外が驚く。手札が悪い訳ではないが1ターン待った方が面白いからな。
「何を考えているか分からないが手は抜かん。オレのターン、ドロー。手札よりパワーボンドを発動。手札のサイバードラゴン3体を融合、サイバー・エンド・ドラゴンを融合召還」
サイバー・エンドだと?ここはツインだろうが。何を考えているんだ?
「パワーボンドの効果によりサイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力は倍になる」
サイバー・エンド・ドラゴン
ATK4000→8000
「サイバー・エンド・ドラゴンでダイレクトアタック」
とりあえずこのまま受けるわけにはいかないので手札からカードを一枚引き抜いてディスクに置く。
「手札より速攻のかかしの効果を発動。ダイレクトアタックされた時このカードを墓地に送る事でバトルフェイズを中断する」
サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃を速攻のかかしが受け止める。あっ燃え尽きた。
「ならばオレはサイバー・ジラフを召還。こいつを生け贄にする事でこのターンの間効果ダメージは受けない。カードを一枚伏せてターンエンド」
丸藤亮 LP8000 手札0枚
場
サイバー・エンド・ドラゴン
ATK8000
伏せ一枚
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