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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第12話 機動六課入隊試験
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そしてエローシュは再びティアナを見る。

「正々堂々戦おうぜ。そして今度その胸を………」

その次の言葉を発する前にルーテシアと真白に平手打ちを喰らい気絶するエローシュ。

「すいませんお騒がせしました………」

そう言ってエローシュを連れていったのだった。

「凄い気迫だったね」
「負けないわ絶対に………」

小さいながらも油断ならないと悟った2人は更に気合が入るのだった………












『皆さんよく来てくれました!!私が機動六課部隊長の八神はやて二等陸佐です。そしてこちらが………』
『副隊長の神崎大悟一等空佐です』

時間になり、機動六課の演習所へ来たスバルとティアナ。
そこには約200名程の人数のがおり、少し狭苦しい。

「あれがエース・オブ・エース………管理局最強の魔導師………」
「気弱そうだね」

スバルの問いにティアナも頷いた。
実際、今壇上に上がっている神崎の顔色はかなり固い。誰がどう見ても緊張しているのが分かる。

「テレビ何かの取材でもカチコチだけど本当なのね………」
「はやてさんが『アイツは変わってからかなりのヘタレやで』って言ってた位だからね」
「変わった?………まあそれは良いとしてかなりイメージダウンね」
「だけど実力は間違いじゃないよ。映像で見たけど、前にあったバリアアーマーとのエキシジジョンマッチで、あの人自分の魔力を下げて、しかもその状態で魔法無しで倒したんだから」
「そうね………私もテレビで見てたけど本当に凄かったわ………」

そんな話をしていた内に話は終盤に差し掛かりとうとう試験内容が言われる。
そしてその内容は壮絶なものだった。

『試験はたった1つ。このエース・オブ・エース対ここにいる新人全員で戦って勝つことです』

「へ?」
「え?」















「さて、それじゃあ頼むな神崎君」
「八神、やっぱりこの内容は流石に無理があるんじゃ………」

さらっと新人が200人ちょっと居ようが負けないと言っている大悟だが、本人は全く悪気は無い。

「当然や。むしろ負けたら加奈ちゃんに別れ話してもらうで」
「……………………………え?」

あまりの衝撃にかなりの間が空いた。

「当たり前やん。いくら志望者248人だとしても新人やで。そないな相手に苦戦するなんてエース・オブ・エースの名折れや」
「理・不・尽だ!!」
「それが許されるのが美少女部隊長はやてちゃんや」

そう言われ、その場にしゃがみ地面に向かって大きく深くため息を吐く大悟。
そして立ち上がると先ほどの雰囲気を全く感じさせない真面目な顔になった。

「………スイッチ入ったん?」

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