第二次篇最終部 第二部 神を断つ剣
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第二次篇最終部 第二部 神を断つ剣
ガンエデンの側に来た。そこはまるで全く別の世界であった。
空中に島々が浮かび、中央に一際大きな島がある。そこには巨大な塔があった。
「まさに空中庭園だな」
「ガンエデンとクストースはここにるのか」
シナプスとブライトはそれを見て言う。
「各機へ!」
マリューが指示を下す。
「直ちに出撃を!」
すぐに全員出撃した。全機空に、母艦の上に展開する。
目の前が突如として光った。そして今僕達が姿を現わした。
クストースであった。空に悠然とたたずんでいた。万丈は彼等を見て言う。
「現れたな、クストース」
「ようこそ」
ここで孫も姿を現わしてきた。あの龍に乗って。
「約束の地バラルへ」
「孫さん、貴方も」
「当然僕もね。いない訳がないだろう?」
そうクスハに返す。
「僕はガンエデンの僕なんだからね」
「御前にとってはそれが正義なのだな」
「そうだよ」
そうゼンガーにも答える。
「だからこそ今ここにいるんだよ」
「そうか」
「そうさ。さあ」
ここで後ろを振り返る。
「我等が神のおでましだ。皆で讃えよう」
これまで以上の光が起こった。そうしてまたイルイの声が聞こえてきた。
「ロンド=ベルの戦士達よ」
イルイが言う。
「私は貴方達を待っていました。間も無く私は結界によって、地球を封印します」
「イルイ・・・・・・」
アイビスはそのイルイを見ている。
「そして私が定めた剣達よ。ガンエデンと共にこの最後の楽園を護りましょう。それが私と貴方達に与えられた使命なのですから」
「イルイ」
アムロは彼女に問う。
「君の使命は誰に与えられたものなんだ?」
彼女を見ての言葉だった。
ガンエデンとは一体何だ?君達は何処から来たのだ?」
「古の人々の願い」
これがイルイの言葉だった。
「それが私達を形造った。ガンエデンは人造神・・・・・・バラルはその玉座」
「人造神!?」
「そう」
またアムロに答える。
「古の時代。空の彼方から来たりし大災厄を逃れるためにガンエデンは造り出されたのです」
「人の造り出した神だと」
ブライトはその言葉に顔を顰めさせる。
「ならばシュウやサコンの予想通りあれは人が造り出した地球の防衛システムだということなのか」
「かつて生きとし生ける者を滅亡の危機に追い込んだ邪神や破壊神達」
「それはまさか」
「おそらくは」
アムロとクワトロはそれを聞いてそれぞれ言う。
「宇宙怪獣だな」
「ああ」
「ガンエデンは彼等による災厄を逃れ最後の楽園として選ばれたこの星を護る存在なのです」
「それで君は地球を守る手段として結界による封印を選んだわけだな?」
今度は万丈が問うた。
「そうです」
イルイは万丈の言
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