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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第二部 神を断つ剣
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い続けてきました。先程お話したように」
「そうだ、私達は」
アイビスはそうイルイに告げる。
「守られるだけなのは嫌だ、守る側の力になりたい」
「この世界を守ることがロンド=ベルの使命だ!」
「それは見てくれていたわよね」
「アルテリオンとベガリオン」
その名を告げる。
「ですがその意志がこの星に更なる災いを呼ぶことになるのです」
「なっ!?」
「だから私は・・・・・・」
遂に言う。
「この星を封印します」
バラルの塔から光の矢が放たれる。そしてそれは。
「何っ!?」
「い、今の光は!?」
一矢とコウはその光を見て声をあげる。
「月の方へ行ったぞ!!」
「月!?まさか!!」
サンシローと大文字が月の方に顔を向ける。するとミドリがすぐに報告してきた。
「小バームに直撃弾がっ!!」
「やはり!!」
「な、何だって!?」
一矢はその報告に我を失った。
「エリカ!!」
「小バームは動力部を損傷した模様!!」
「イ、イルイ!君はっ!?」
ミドリの報告を聞きながら慌ててイルイに問い返す。
「何をするんだ!エリカを!」
そこにまた光が放たれる。それが。
「ま、また撃った!?」
「あの方角にはサイド三が!!」
カイとハヤトが叫ぶ。
「ブ、ブライト艦長!!」
「どうした!」
咄嗟にトーレスに顔を向ける。
「サイド三のコロニーにも攻撃が!!」
「被害は!!」
「幸いかすっただけです!しかし直撃を受ければ!」
「くっ!」
「止めろイルイッ!」
健一がイルイに言う。
「小バームやコロニーの人達を殺す気か!」
だがイルイは答えない。そのかわりにまた光が放たれた。
「今度は何処へ撃った!?」
「つ、月ですっ!」
シモンがシナプスに答える。
「月のフォン=ブラウン方面!!」
「馬鹿な!この位置と角度でか!?」
「ガンエデンは地球の外にある物体を攻撃しているというのか」
マイヨもそれを聞いて驚きを隠せない。
「まさか」
「いや、間違いない」
マサトはそう判断していた。
「これは」
「地球の外にあるものを全て」
それを聞くアランの顔は曇っていた。
「ならばそこにいる者達は」
「止めるんだイルイ!」
アムロは必死にイルイを止めにかかってきた。
「御前が地球の守護神だと言うのなら何故コロニーの人達を攻撃する!?」
「それは当然のこと」
「当然!?」
「何故ならガンエデンは地球の守護。その守護対象は地球で生きる者達のみです」
アムロ「なっ・・・・・・!」
アムロは今の言葉に絶句した。
「何だって!?」
そして洸もまた。
「地球で生きる人だけをか」
「そうです、レーツェルよ」
レーツェルに語る。
「地球の外に存在する者全てガンエデンが抹消します」
「やはり」

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