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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第二次篇最終部 第二部 神を断つ剣
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ローマ帝国初代皇帝の名前だった筈だ!」
京四郎がここで説明してきた。
「しかし何故ここで」
「いえ」
しかしイルイはそうではないと言う。
「私に意志と力を与えたのはその者ではありません」
「じゃあ」
キラがイルイに問う。
「貴方が言うアウグストスとは一体」
「最初の強念者」
それがイルイの答えであった。
「貴方達がサイコドライバーと呼んでいる人々の祖です」
「それじゃあ!!」
「強念者!!」
クスハとブリットは今それに気付いた。
「サ、サイコドライバー・・・・・・まさか」
「そうだよ」
孫は超能力者でありバルマーの血を引くタケルに対して応えてきた。
「エアロゲイターのユーゼス=ゴッツォが追い求めていた人の念を力に変える者だよ」
「私もあの人にそう呼ばれていた」
クスハはユーゼスとの戦いのことを思い出していた。
「じゃ、じゃあ私もイルイちゃんと同じで!?」
「ガンエデンがサイコドライバーの正体、いやオリジナルだと言うのか!?」
「そうです」
イルイはまたアムロに答えた。
「その通りです」
(では)
ヴィレッタは話を聞いてまた気付いた。
(あれがもう一つの!)
「私やブリット君の力はガンエデンが!?」
「まさか・・・・・・」
「かつてガンエデンによってサイコドライバーの血を組み込まれた者達がいました」
イルイは二人に対して説明する。
「彼等にはガンエデンや三体の僕達の代わりにこの星を護る使命が与えられたのです」
「やはり・・・・・・」
「しかし長い時が人々との交わりが彼らの血を薄めていきました」
「じゃ、じゃあ私達は・・・・・・」
「ええ」
クスハ達に答える。
「その者達の末裔。その中で私は最も強い力を持っていた為ガンエデンの巫女として選ばれたのです」
「!ということは!」
「ああ」
シーブックにシローが答える。
「イルイはガンエデンに造り出された存在ではない。彼女は人間だ」
「そうですね」
「俺達と同じくな」
「じゃあ」
「そうだ」
ゼオラにゼンガーが答える。
「ガンエデンの呪縛から解き放たれれば」
「イルイは元に戻るんだな!」
「そうだ。しかし」
ゼンガーは今度はアラドに答えた。
「可能性は限りなく低い」
「ヘヘッ、ちったあ成功率が高くなってきたんじゃねえの!?」
「いいえ、違います」
豹馬の声は他ならぬイルイによって打ち消された。
「私は自分の意志でガンエデンの下にいます」
「えっ!?」
「ど、どういうことだ!?」
アイビスとスレイが驚きの声をあげる。
「自分の意志でって」
「私は貴方達の戦いをずっと見てきました」
今度はツグミに対する言葉であった。
「貴方達はこの星を護る為に多くの人を護る為に傷つくことを恐れず、その命を顧みず戦
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