第百六十話 何時か星の海へ
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ては今までの動きなぞどうということはありません」
シュウはここで神という言葉を出してきた。
「ですから」
「じゃあ今からいよいよ」
「楽園喪失である」
彼はまた言った。
「いいですね」
「ええ」
彼等はまだ何かを見ていた。そうしてもう一人の男も。
「機は熟したり、だね」
白いスーツにボルサリーノの白人の男が遠くから思わせぶりに笑っていた。
「それじゃあ僕もいよいよ」
そう言い残して姿を消す。地球で何かが起ころうとしていた。
第百六十話完
2007・5・2
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