第百五十七話 信じる心が開く明日
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「だから気兼ねしないでね」
「わかったわ。それじゃあ」
「何かまた色々な人が入ったね」
トールはそれを見て呟く。
「賑やかになるよ」
「皆あれかな」
サイはその中でふと言う。
「ミサトさん達と一緒に司令部で、かな」
「いえ、それは違います」
ここでタトラが話に加わってきた。
「どういうことですか、タトラさん」
「我がチゼータも地上での戦いに同行させて頂きますので」
「えっ!?」
ミリアリアに答えるタトラの言葉に皆思わず声をあげた。
「チゼータもですか」
「そうです。この世界に破滅が近付いているのならばそれはチゼータも同じこと」
彼女は言う。
「ならば私達も共に戦わせて頂きます」
「そういうことや」
タータも言ってきた。
「宜しゅう頼むで。ええな」
「じゃあクレフさん達はそっちに入るのか」
カズイはそれを聞いてふと言う。
「これで戦艦はもう一隻か。凄いことになってきたな」
「いやいや、もう一隻おりますぞ」
チャンアンが言ってきた。
「チャンアンさん、まさかそれって」
「そうですじゃ。我がファーレンもまた」
「喜ぶがいい」
チャンアンだけでなくアスカもキラの言葉に応える。
「わらわも共に戦わせてもらう、よいな」
「宜しく御願いします」
サンユンが挨拶をする。そうしてもう一隻参加してきた。
「僕達もですよ」
「イーグルさんまで」
「何か凄いことになってきたわね」
ルナマリアとメイリンの二人がイーグルの声を聞いて言う。
「オートザムまで」
「理由はファーレン、チゼータと同じだ」
「宜しくな」
ジェオとザズが挨拶をする。
「僕達もまた地上で一緒に。いいですよね」
「願ったり適ったりよね」
「ねえ」
ルナマリアとメイリンの言葉はそのままロンド=ベルの意志であった。彼等もまたロンド=ベルに加わったのだった。三国の戦艦の加入は極めて大きかった。
「では我々はその三隻の戦艦に別れて乗ることになるのか」
「そうなりますね」
イーグルがクレフに答える。
「ではそれで」
「ずっと貴女達と一緒なのも悪くないわね」
海はにこりと笑ってタータに言う。
「タータとは不思議と前から一緒にいた気がするし」
「実はうちもや」
タータもそれに応える。確かに二人は妙に気が合っている感じだった。
「ファーレンの服着てな」
「そうよね」
「だからこれからも宜しくね」
「ええ」
「それではわらわもな」
アスカは風ににこりと笑って声をかける。
「そなたと一緒に戦えるな、これからも」
「そうですね。アスカさんと私は地上でも」
「何か楽しみになってきたぞ」
アスカは上機嫌で言う。
「戦は大好きじゃしな。腕が鳴るわ」
「そういうことだから。宜しくね、ザズ君」
ミサトはザズに声をかけて
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