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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十六話 三国の問題
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ってきた。
「キスもまだなんだよ」
「やっと手をつないでな」
「何だ、一緒じゃない」
「期待させといて何よ」
ルナマリアとメイリンはそれを聞いてガッカリとする。
「順調って」
「順調だぞ」
しかしシンはそれに反論する。
「一緒に喫茶店で紅茶を飲んだり交換日記したりしてな」
「全然大したことじゃないな」
「ああ」
皆それを聞いて囁き合う。
「ナタルさんとどう違うんだ?」
「なあ」
「あんなおばさんと一緒にするなよ」
また言わなくていいことを言う。
「俺はステラとの純愛に生きてるんだ。歳相応にな」
「歳相応ねえ」
「二十五歳のおばさんが何純愛なんてやってんだよ。さっさと結婚してよお」
「ほお、そうか」
「それが辞世の句だな」
「辞世の句!?」
皆の言葉にふと目を丸くさせる。
「何がだ?」
「いや、何がって」
「後ろを見てみろよ」
「後ろ!?」
後ろを見てみるとそこにはナタルがいた。鬼の形相で立っていた。
「覚悟はいいな」
こうしてシンはまたしてもボロ布になった。いつものパターンであった。
そんなやり取りをしていて暫くして敵襲の報が入った。皆一斉に立ち上がる。
「敵か!?」
「それなら」
「そうだ、そこの赤い服の人」
光はその中でシンに気付く。
「大丈夫か!?」
ナタルにボロ布にされて倒れている。その彼に目をやる。
「ああ、大丈夫だよ」
キラが彼女に答える。
「戦いには支障がないから」
「そうなのか」
「そうだよ。だから安心して」
「そうは思えないが」
「いや、本当に」
しかしキラは彼女に言う。
「だから安心していいよ」
「だったらいいけれど」
「何かこの人」
「ピクリとも動きませんわ」
海と風も動かなくなったシンを見て言う。二人は完全に動かなかった。
「シン」
しかしここでステラが彼に声をかけた。
「行こう、戦争」
「ああ、わかった!」
ステラの言葉を聞きすぐに起き上がってきた。
「それならな。出撃だ!」
「ほらね」
キラはにこりと笑って三人に対して述べる。
「大丈夫だったよね」
「凄いな、この人」
光は平気な顔で立ち上がるシンを見て驚きを隠せない。
「あれだけのダメージを受けていたのに」
「シンはコーディネイターでも特別なんだ」
キラはそう光に述べる。
「不死身って言われてるんだ」
「不死身・・・・・・」
「ああ、ひでえ目に遭った」
「自業自得だ」
「懲りねえなあ、全く」
スティングとアウルがまたシンに突っ込みを入れる。
「しかしあれだな」
スティングはふと言った。
「シンってナタルさんとは特に突っかかるな」
「そうだな」
アウルもそれに頷く。
「どうしてなんだか」
「声のせいじゃねえ?」
アウルはふと言っ
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