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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十六話 三国の問題
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彼は言うことを決意していた。覚悟をしている顔であった。
「言わせて下さい」
「わかった。じゃあ」
「言って、イーグル」
ザズもイーグルが言うことに頷いてきた。イーグルは彼の言葉も受けて言うのであった。
「オートザムは滅びようとしています」
「そうだろうな、これは」
雅人はそれを聞いて述べてきた。同時にオートザムの映像を見ていた。
「やばくない?これは」
「確かにな」
亮も雅人の言葉に頷く。球状の岩から大きなトゲが無数に突き出しているオートザムはそれだけで崩壊間近なのがわかるものであった。
「環境破壊か」
「だとしたらこれはかなりのものだね」
沙羅は顔を顰めさせていた。そのうえでの言葉である。
「今にも壊れようって感じじゃないか」
「それもありますが実は精神エネルギーが枯渇していまして」
イーグルは彼等にそう説明してきた。
「その為に我がオートザムは崩壊しようとしています」
「成程な」
忍はそれを聞いて納得したように頷いてきた。
「だからか。あんた達がセフィーロに来たのは」
「そうだ。俺達が生き残る為にな」
「セフィーロの柱システムを解析してその力を使うつもりなんだ」
ジェオとザズは忍の言葉に応える。それが彼等の考えだったのだ。
「いいか悪いかは別にしてな」
「俺達だって生きないといけないんだ」
「何じゃ、精神エネルギーか」
アスカがそれを聞いて声をあげてきた。
「そんなものは幾らでもどうにもなるぞ、環境も」
「どういうことですか、それは」
「我がファーレンでは精神エネルギーは無限に操り増やすことができるのじゃ」
平気な顔をしてイーグル達に述べる。
「無論個人差があるがな」
「ファーレンの技術でか」
「技術というよりは術じゃ」
アスカはジェオに答える。
「環境も風水ですぐに変えられる。こちらはちょっと手間がかかるがな」」
「まさか」
「わらわは嘘は言わん」
小さな胸を張って言う。彼女もファーレンの主としての誇りがあった。だからこそ言うのであった。
「むざむざ滅ぶのはそなた等も本意ではあるまい。それではな」
「いいのですか?本当に」
「うむ。いいぞ」
「ではセフィーロとしても術のことを伝授しよう」
クレフがまた申し出てきた。
「オートザムの民が困っているのは見過ごせぬ。喜んでな」
「申し訳ありません、我々に対して」
「構わぬ」
「よいことじゃ」
クレフとアスカがそれぞれ述べてきた。
「気にすることはない」
「これでオートザムは救われるのか」
「柱をセフィーロの人達から奪わなくても」
ジェオもザズもそのことに光を見ていた。顔が見る見るうちに明るくなっていく。
「それではアスカ皇女、導師クレフ」
イーグルは二人に声をかけてきた。
「ファーレン、セフィ
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