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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十五話 光の影
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               第百五十五話 光の影
「へえ、そうなんだ」
シンジはセフィーロの大広間で光と話をしていた。その中で声をあげたのである。
「君剣道しているんだ」
「うん」
光は明るい声で彼に答えた。
「そうだ。ちっちゃい頃から」
「凄いね、それって」84
「そうか?」
シンジのその言葉には首を傾げる。
「普通じゃないのか?」
「ううん、どうかな」
シンジはその言葉には今一つ同意しかねる顔を見せてきた。
「ちっちゃい頃から何かしていてそれを今もって人は少ないからね」
「ガキの頃から馬鹿なのはいるけどな」
その横でシンがカガリを見ながら言った。
「そっからずっと馬鹿なのはな。馬鹿は一生だ」
「何だと!」
カガリがそれを聞いて激昂を見せてきた。
「また御前はそう言うのか!」
「何度でも言ってやらあ!」
シンもさらに言い返す。
「御前を馬鹿と言わずに誰を馬鹿と言うんだ!」
「御前には言われたくはない!」
「この前だって酔ってブラ半分はだけさせていた癖によ!」
「なっ、それは」
それを言われて急に大人しくなる。思わず顔を赤くさせた。
「それは不可抗力だ。別に」
「それでまた白だったしな!」
「白の何処が悪い!」
下着の色でも喧嘩をはじめる。
「御前のその赤いトランクスばかりなのよりはましだ!」
「赤いトランクスは情熱の色なんだよ!」
シンは己のポリシーを高らかに宣言してきた。
「それに赤だけじゃない!紫もある!」
「何で紫なんだ?」
「最初からクライマックスになったからだ!」
「御前それは違うだろうが!」
カガリはムキになってまた反論した。
「それはレイだ!」
「何か向こうは凄いわね」
「ああ、いつものことだから」
シンジはそう海に返す。
「気にしないでいいよ」
「いつもなのね」
「うん。アスカも」
「悪い?」
シンジの横にいた。アスカがむっとした顔で言ってきた。
「いや、別に」
「それにしても何か奇遇ですね」
風がふと言ってきた。
「何か私達皆さんと息が合います」
「私達よりもプレセアとかがそうみたい」
「あの背の高い女の人だよね」
「ミサトさんと飲んどるな、今」
トウジが言った。
「リンさんやダイアンさんと一緒に」
「エリスさんやサフィーネさん、あとセニアさんも一緒だったね」
「あれ、何かこの顔触れだと」
海はふと気付いた。
「あのチゼータのお姫様もいるみたいな」
「あっ、本当だ」
シンジもその言葉に頷く。
「何でだろう、そんな気がするや」
「私はあのヒビキさんに」
風はマクロスに興味がいっていた。
「何か不思議な縁を感じます」
「そうなのか、海ちゃんと風ちゃん」
実は光もそうだったりする。
「じゃあ私もカミーユさん
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