暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十四話 セフィーロ
[8/19]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
なのか?」
「だってセフィーロと地球の時間は違うから」
「そうなのか」
ノイマンはそれを聞いて驚きの声をあげる。
「じゃあここは異次元なのか」
「そういうことになる」
クレフは彼に対して述べてきた。
「だから時間のことは気にしなくていい」
「わかった」
「それはそうと君が光なのか」
カミーユはその赤い髪の少女に顔を向けてきた。
「そうだ」
彼女はカミーユのその言葉に答えてきた。
「宜しくな」
「ああ、宜しく」
「貴方がカミーユ=ビダンなのか」
「そうさ、宜しくな」
「何か声が似てるな」
「声が!?」
カミーユは光のその言葉に眉を動かしてきた。
「誰の声と似ているんだい?それは」
「一番上の兄様に似てる」
光はこう言ってきた。
「そしてそこの人達も」
今度はケーンとノイマンに声をかけてきた。
「兄様達の声に」
「そうなのか」
「何か意外だな」
三人は光の今の言葉を聞いて驚いたような嬉しいような顔になっていた。
「俺達に似ている声があったなんて」
「何か」
特にノイマンは嬉しそうであった。どうにもコンプレックスがあるようだった。
「そういえば」
青いロングヘアの少女もふと言葉を出してきた。彼女が海である。
「アヤさんとセシリーさんって」
「あら」
「私達なのね」
「私のママに感じが」
「ううん、ちょっと複雑な気分」
アヤはその言葉を聞いて苦笑いを浮かべてきた。
「私まだ結婚もしていないから」
「私も」
それはセシリーも同じだった。
「だから」
「御免なさい。けれど」
「いいのよ、誰だって似ていたりするから」
「そうですか」
二人に言われる。
「それに海ちゃんだったわよね」
ここでナナが名乗り出てきた。
「ええ」
「私と似た感じするしね」
「そうね。何かね」
海はその言葉ににこりと笑う。彼女にも同じ感性の持ち主がいるようである。
それは風も少し同じだった。彼女はジュンコに声をかけていた。
「お姉様に雰囲気が」
「そういえばね」
ジュンコもそれに頷いていた。
「やっぱり。何か色々あるわね」
「はい」
「それでですな」
大文字はクレフに声をかけていた。クレフもそれに応える。
「その攻めてきている三国というのは」
「オートザム、ファーレン、チゼータ」
クレフはその三国の名を口にした。
「その三国だ」
「もう兵を向けているのでしょうか」
「来ている」
クレフは魔法を使った。そうして三隻のそれぞれ独特な形の戦艦を見せてきた。
「この三隻の戦艦でな」
「攻めてきていると」
「しかも他にも得体の知れないものも感じる」
クレフはさらに述べる。
「事態は深刻だ。このままでは」
「わかりました」
ここで大文字は言った。
「それでは協力
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ