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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十二話 ゼダンの門
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  第百五十二話 ゼダンの門
ロンド=ベルがゼダンの門に迫る中シュウは誰も知らない場所で一人ノートパソコンを前にしていた。横にはチカがいるだけである。
「ねえねえ御主人様」
「何です、チカ」
シュウは彼女に顔を向けて応える。
「もうすぐロンド=ベルがティターンズと決戦ですけれど」
「大して興味はありませんね」
しかし彼の返事は素っ気無いものであった。
「興味ないんですか」
「既に勝負の結果は見えています」
これがシュウの言葉であった。
「ですから何も思うところはありませんね」
「そうなんですか」
「ええ。それよりも」
彼は言う。
「問題は幾つかあります」
「何ですか、それって」
「一つは異世界です」
彼は言う。
「異世界!?」
「この世界の異変が他の世界にも影響を与えていますので」
「というとバイストンウェルですか?」
「いえ、あそこは今は比較的安定しています」
そこではないと言う。
「むしろそれよりも」
「何処なんでしょうか」
「セフィーロです」
「セフィーロ!?」
「はい、そこです」
彼は答える。
「そこへの門が開こうとしています」
「何かよくわからないんですが」
「まずはそれです。そして」
「そして?」
「木星です」
彼が次に言うのが木星についてであった。
「木星に今彼等が集まっています」
「ティターンズがいなくなってですか」
「そうです。彼等とも最後の戦いの時が迫っていますね」
ここでふと楽しげに述べてきた。
「いよいよといった感じで。あとは」
「あとは?」
「感じませんか、チカ」
急に思わせぶりな言葉になった。
「私の分身である貴女もまた」
「私がですか」
チカはその言葉を聞いて何かと首を傾げさせた。
「別に何も」
「本当ですか?何か私達を常に見る存在を」
「存在・・・・・・そういえば」
そう言われてようやく気付いた。
「最近変にちくちくした感じがしたりしますね。それですかね」
「そうですね。それです」
シュウは言ってきた。
「それこそが私の言いたいことです。今私達を見ている何かが」
「何かが」
「動き出そうとしています」
そう述べる。
「まるで待っていたかのようにね」
「また変なことになってるんですかね。そういえば」
「はい、今もですね」
シュウはまた述べる。
「見られていますよ」
「消えましたね」
しかしそれはすぐに消えた。チカもそれを感じた。
「すぐにも。これは一体」
「セフィーロと木星」
シュウは深い声で言う。
「その二つが終わった時に全てがわかりますよ」
「全てがですか」
「はい、地球を司る存在がね」
シュウはそこで全てを探していた。その中において何かを見
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