§19 急転直下
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単独行動一択。恵那もエリカも須佐之男命も護堂も全部放置。玻璃の媛に丸投げせざるを得ない。
「甘粕さん、エルを連れて行って下さい。コイツとは特殊回線があるので一応通信が途絶えることはないです。多分。きっと。めいびー」
「構いませんが……お一人で大丈夫ですか? あと、エラく不安な言い方ですな」
謎の存在のターゲットが黎斗であることを理解したのだろう。甘粕は反論して来ない。こちらの身を案じてくれることに感謝し、術の準備。
「こっちは伊達にスサノオの盟友やってないってーの」
「マスター……御武運を」
「まだ戦うなんて確定していないんだけどなぁ。可能性が濃厚なだけで」
転移する黎斗が最後に見たのは、心配そうな狐と会社員。転移術になんらかの干渉が入ったのを認識し、彼は一人顔をしかめた。
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