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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十一話 アクアの決別
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ィクスに攻撃を浴びせていく。四人の戦いもまた熾烈なものであった。
戦場全体に爆発の光が放たれていた。ロンド=ベルはティターンズに激しい攻撃を浴びせていたのだ。
それは戦場全域に及んでいた。シナプスもアルビオンを前に出していた。
「外すなよ。撃て!」
主砲を放たせる。それで敵のサチワヌを沈めた。
「敵艦一隻撃沈です」
ジャクリーンが報告する。
「ですがまだ敵は」
「わかっている。次の攻撃用意だ」
「はい」
パサロフがそれに頷く。
「モビルスーツ部隊は敵のモビルスーツへの攻撃に専念しろ」
シナプスはまた指示を出す。
「迂闊に前には出るな。いいな」
「了解」
彼等は戦艦と共に動いていた。それはフレイも同じであった。
「フレイ、左!」
「わかったわ!」
アークエンジェルからミリアリアの言葉を受ける。素早くアークエンジェルの左に行きそこに迫る数機のバーザムに攻撃を浴びせる。
「動きが丸わかりなのよ!」
そう言いながらの攻撃であった。その言葉にあるものを感じたのはサイであった。
「今の言葉」
「どうしたの?サイ」
カズイがそれに問う。
「いや、何かニュータイプみたいだなって」
「覚醒してるんじゃないの?」
トールがそれを聞いて述べる。
「フレイはさ」
「そうなのかな」
「あら、別に不思議じゃないでしょ」
首を傾げるサイにマリューが言った。
「だって。宇宙にいれば」
「そうですか」
「そうよ。サイ君も何か変わったし」
「僕は別にニュータイプじゃないですよ」
「頭の切れがよくなってるわ」
彼にこう声をかけて笑う。
「何かね。皆も」
「そうですかね。っと」
トールはここで操縦を駆使して敵艦の攻撃をかわした。
「ほら、トール君だってね」
「少なくとも慣れてはいます」
ミリアリアはこう述べる。
「凄い戦いの連続でしたから」
「俺一回船降りたのにすぐだったし」
カズイは少しぼやく。
「あげくにはティターンズとかが相手だし」
「ふふふ、運命ってわからないものね」
「そうですよ。昨日だって」
「言わないでおこうよ、カズイ」
サイがここで言う。
「昨日のことは」
「けれどさ、サイ」
トールが口を挟む。
「昨日は幾ら何でもあんまりだろ」
「そうね」
ミリアリアも憮然としながら頷く。
「全くあの二人は」
「またシン君とカガリちゃんかしら」
「シンとフレイです」
ミリアリアがマリューに答える。
「あの二人が酔って喧嘩して」
「あらあら」
「大変だったんですよ」
「何でシンはあんなに喧嘩が多いんだよ」
トールがぼやく。
「カガリといいアスカといい」
「言わなくていいことばかり言うしね」
カズイも不満たらたらであった。
「全く」
「キラはあんなことないのになあ
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