第6章、その1:束の間の癒し ※エロ注意
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多もの男達に舌の悦楽を刻んだ技であった。かくいうジョゼも同様であり、勢いを増した二人によって急速に高みへと到達しつつあった。
「くそ・・・やれば出来るじゃないかっ・・・!ああっ、くそ、出るっ!!」
「ふふ・・・いいわよ・・・出しなさいっ!」
茶色の髪を肌に貼り付けながら娼婦はジョゼの唇を奪って舌を絡めた。歯茎を洗うかのように唾液を送り、上蓋を擽ってやる。赤髪の美女が熾烈に陰茎を吸い込み、尿道から液体を描き出そうとする。ジョゼは騎士にあるまじき情けない呻き声を漏らしながら身体を震わせて、三度目の絶頂へとおいやられた。娼婦の咥内に精子の塊が何度も打ち付けられるも、先の二度と勢いは大差が無かった。女は咥内のそれを喉を巧みに蠢かせて少しずつ胃の中へと送り、射精に耐える。
ジョゼの長きに渡る射精を受け止めきると、女は口の中に溜め込んだ大量のそれを同僚に流そうと、艶やかな接吻を落とす。ジョゼの目の前で精子を送り込み、舌によってそれを押し込んでいく。陶酔した表情をして二人はジョゼの精子を全て飲み込み切ると、俄かに誇らしげな顔をして彼を見詰めた。
「御満足、いただけたかしら?」
「・・・ああ。流石は領内一の美女だよ・・・。でも、骨抜きになるには、あと七回は必要だな」
屹立したそれそ摩りながらジョゼは自慢げに言ってのける。彼は茶髪の娼婦をむんずと掴み、寝台に四つん這いにさせる。そして有無を言わせぬようにその股開きの中心へと陰茎を合わせて、一気にそれを突っ込んだ。肉の間を割って入る生々しい音が響いて女は呻きかけ、何とか言葉を返す。
「っっ・・・ちょ、ちょっと・・・七回ってなによ?」
「言ったはずだ。二人に後三回ずつ膣内に出して、お前に一回飲ませる。それで終わりだ、単純だろ」
「こ、この精液魔人っ・・・!あんた、身体に血じゃなくて精子が流れているんじゃ、ああああああっ!?!?」
「余計な言葉を、言うなよっ!!」
抽送を再開して女を鳴かせ始める。引き締まった筋肉の上を火照った汗が伝って落ちていき、乱れる女の肌を伝うそれと混じる。愛液が弾けて二人の肢体の間を濡らし、ジョゼは女の臀部を平手で叩く。ぱちんという軽やかな音がと女の悲鳴が心を燻り、ジョゼは更に情事の熱を増していく。陰部から駆け抜ける雷撃のような性の刺激に、娼婦は生まれてこの方幾度と覚えなかった、最高潮の絶頂へ上り詰めていくのを感じた。
こうしてジョゼと娼婦らの夜は更けていく。乱れた騎乗位、情熱的な対面座位。情操を何とも思わぬ暗き情念のままにジョゼは精液を出し続け、娼婦の子宮にまで亀頭を捩じ込んだ。朝日が昇る頃には、精子と汗の中で沈溺した二人の女の裸体が見つかるだろうが、ジョゼの関心が向く所ではなかった。ただ野心の充足の一つとして、女を蹂躙する事が彼の楽しみであるから
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