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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第二十七話 方針、そして疑惑
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質ゆえに私が目指す場所の知識を持っていれば
「辿りつく道は近付くわね」
機会があれば聞いてみたいものね。
機会があればね。
今までフェイトが持ち帰ったジュエルシードを見つめる。
もうすぐ、もうすぐ、私は
「お前はなぜフェイトを受け入れ平穏に暮らすという選択が出来ないのだ」
先ほど私に向かって放たれた言葉が頭をよぎった。
「フェイトを受け入れる?
出来るはずが、許されるはずがないじゃない」
バカらしい。
こんな問いかけなど忘れてしまえばいい。
背もたれに身体を委ねてジュエルシードを見つめる。
だが、あの私に向けた問いかけが頭からなぜか離れなかった。
side リンディ
「なるほどね」
クロノから士郎君に提案されたジュエルシードを囮に使った作戦を改めて伝えられたのだけど
「確かにアルフさんがいれば問題はほぼ解決するわね」
なのはさんとフェイトさんの戦い。
なのはさんが勝てばプレシア女史が動くでしょうし、そこから位置は補足出来る。
フェイトさんが勝っても転位先を追えるように準備さえしていれば補足は出来る
どちらが勝っても負けてもプレシア女史の居場所にはたどり着ける。
もし補足しきれないとしてもアルフさんの情報から移動の形跡を辿ることもできるでしょう。
「ではプレシア女史の捕縛作戦はこれでいきましょう」
「はい」
「了解」
私の言葉にしっかりと頷く、クロノとエイミィ。
さてここからが本題
「エイミィ、データは?」
「はい。存在するものは全て」
表示されるいくつもの映像や画像。
その全ては士郎君と士郎君が使用した武器に関するもの
「士郎君が使用した高ランクの武器は?」
「えっと……ジュエルシードを破壊した赤い槍、先日の海上で使用した歪な矢と空飛ぶ盾。
今のところはこの三つですね」
なのはさんから渡されシーツをはぎ取った時の槍の画像。
その他に弓に番えた矢の画像、そしてプレシア女史の次元跳躍攻撃を弾いた時の盾の画像。
「その他に模擬戦で使用してた剣が二種類に、巨大な岩の塊の剣」
モニターに並ぶいくつもの画像
私達が目にしたものはこれだけ。
「この中でランクやわかっている事は?」
「槍については使用時の情報がないので断言はできませんが、ユーノ君の言葉とジュエルシードを破壊したという事実からSランク以上。
矢に関しても最低でもAAAランク。
盾に関してはプレシア・テスタロッサの次元跳躍攻撃を弾いたことからS+ランク以上だと推測されます」
確かにユーノ君が前に「その槍が音速を超えるような速さで魔力が最低でもSランクぐらいはある」っ
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