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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第二十六話 束の間の平穏
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そして一気にプレシアに飛びかかる。
シールドが張られるがこの剣の前では関係ない。
シールドを叩き斬り、プレシアの首に剣を突きつける。
するとようやくゆっくりとプレシアがこちらを向いた。
「なんで、攻撃した!!
あの子はあんたの娘で、あんたはあの子の母親だろ!
なんであんな一生懸命になってる子に攻撃したんだ!!」
怒りで手が震える。
でもその時ようやく気がついた。
プレシアの目に私が映ってないことに。
そんなプレシアの目に本能が危険を知らせるが遅すぎた。
「がっ!!!」
距離をとろうとした瞬間、衝撃が体を走り、吹き飛ばされる。
まずいね。
剣を落としちまった。
「あの子は使い魔を作るのが下手ね。
余分な感情が多すぎるわ」
私を物みたいに見下ろす眼。
なんで気がつかなかったんだろう。
私なんかがこいつに何を言っても無駄だったんだ。
フェイトが嫌がっても逃げ出すべきだったんだ。
「消えなさい」
杖が握られ、魔力が集束する。
私は我武者羅に転位魔法を発動させた。
「ごめん、フェイト。少しだけ待ってて」
私はゆっくりと意識を失った。
side 士郎
アースラから転送され、地上に降り立った俺となのは、ユーノ。
そして、リンディ提督
なぜリンディ提督がいるかというとなのはの保護者である士郎さん達へのこの十日間の説明のためだ。
それに今回の休日は二日間だが今からだと夕飯を食べて一泊、学校に行って帰ってきてもう一泊し、早朝には発つことになるので実質的には自由な日は一日だけだ。
「じゃあ、ここで」
「うん。明日は士郎君も学校に行くでしょ?」
なのは達と別れようとした時、なのはがそんな事を聞いてきた。
残念ながら
「いや、俺は明日も休む。
今日の戦闘があまりに激しかったからな、霊脈の状況を少し見ておきたい。
それに同じ日から休み始めた二人が同じように一日だけ学校に戻ってきて、また休んだりしたらな」
「あ、そうだよね」
なのはやアリサ、すずかと仲が良くて学内鬼ごっこが起きているのだ。
一緒になのはと戻って来ようものならまた一騒ぎ起きる。
それはもう間違いなく起きる。
捕まる気は毛頭ないが、あの人数に追われるのはさすがに勘弁してもらいたいのだ。
「なら、はい」
なのはが差しだすのは携帯。
「何かあったら連絡するから」
「たびたび悪いな。ありがたくお借りするよ」
少しお金をためて携帯を購入した方がいいな。
なのはから携帯を受け取りながらそんな事を考えているとなのはとの分かれ道に近づいてきた。
その時
「そういえば士
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