GGO編
八十二話 涼人の逃避行
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姜焼きを口に運びながら直葉を睨むと、直葉は苦笑しながら首を引っ込める。
「ま、生徒会の場合ありがたい事に文科省がパソコン配給してくれてっから楽だけどな」
「文科省……そう言えば兄貴、メール来た?」
和人の問いに、涼人は思い出したように口を開く。
「んぐ……あぁ、日曜な」
「うん」
「え?何?何の話?」
興味深々と言った様子の直葉に、涼人はニヤリと笑う。
「兄達共通の友達がな。ケーキ奢ってくれるんだと」
「えー!?何それ私も行きたい!」
「スグは部活だろ」
「う……そうだった……」
直葉は不満そうに口を尖らせたが、和人の的確なツッコミにあえなく撃沈する。
『日曜……ね』
はてさて、どうなる事やら。
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