暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 輪廻に囚われし赤
創星神sophia
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数日後、オレのアドレスに会長から是非会いたいというメールが届く。
オレがペガサス会長に送ったのはスターダスト・ドラゴンとNO.39希望皇ホープ、遊星と遊馬のエースカードだ。この時代の主流は融合であり、シンクロやエクシーズは存在しない。これではオレのデッキの8割が機能しなくなる。それでは困るのでペガサス会長にシンクロとエクシーズを普及してもらう必要がある。最初はライディングデュエルの事も話そうとしたのだが、今の時代ではモーメンドが存在していないので再現は難しいので諦めた。ペガサス会長は中々に話の分かる方で、シンクロ・エクシーズに興味をすぐに持ってくれた。だが、いきなりでは両方を普及させる事は難しくまずはシンクロのみを量産することになった。一応エクシーズも使用出来るようにはして貰い、オレの身分も用意してもらった。I2社に所属するシンクロ・エクシーズの開発者兼テスターだ。シンクロに関する発表はデュエルアカデミアの入学式で行なわれる予定だ。それまでは一応融合を主体としたHEROデッキを使用する事にする。更にこの時代では開発されていないカードをどんどん発売する事にもなった。シンクロやエクシーズを扱えるデュエリストを増やす為にはそれが一番だとオレは考える。














そんなこんなで色々と時間は過ぎ去り、あっという間に一年が過ぎる。今ではかなりのカードが世に産み出され、融合が主体の風潮も徐々に少なくなっている。
そしてオレはデュエルアカデミアに入学する為に試験を受けに来ている。ペガサス会長からは推薦しても良いと言われたが、これ位は余裕で突破出来なければこの先の事件を解決する事は出来ないと思い辞退した。デュエルアカデミアの試験はまずは筆記試験があり、それに合格した者だけが実技試験を受ける事が出来る。筆記試験は有名なカードのステータスや簡単なチェーンの説明、詰めデュエルなどだ。卑怯な問題として通常モンスターのフレーバーテキストを書けなど、普通は知らない様なことが問題として存在した。これは海馬社長に講義した方が良いのか?とりあえず筆記試験に合格し、実技試験を受ける事に。
会場には多くの受験生の他にアカデミア生も何人か居るようだ。オレの受験番号が呼ばれたのでフィールドに上がる。相手はグラサンをかけたアカデミアの講師だ。

「君が受験番号3番の東雲遊矢君だね。それでは試験を開始する。先攻と後攻、どちらを取るかね?ちなみにどちらを選んでも成績には関与しない。成績は勝敗に関わらず内容で決定される」

「後攻でお願いします」

「分かった。では」

「「決闘!!」」

「私のターン、ドロー。ブラッド・ヴォルスを召還して凡骨の意地を発動、カードを一枚伏せてターンエンド」

講師 LP4000 手札
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