スーパーロボット大戦OGs
0094話
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ェクトTDのNo.1にも関わらずアステリオンがアイビスに与えられたから、か。
「スレイ、あんた、まさか……それを気にして!?」
「黙れ、アイビス! お前は流星。そして、私はお前を敗北の闇に落とす彗星だ!!」
「そこまで言うなら見せてやる! あたしだってアステリオンと一緒に成長しているんだっ!!」
吠えるように叫んだアイビスがアステリオンをカリオンへと接近させる。
アステリオンがマシンキャノンを発射しながらロール回転。同時にミサイルを発射し、アステリオンを急加速、そのミサイルに追いつきソニック・ブレイカーでT・ドットアレイによるエネルギーフィールドを展開、そのままカリオンへと突っ込む。
「甘い!」
スレイのその声が響いたのは、マシンキャノンの弾丸をカリオンが回避するのと殆ど同時だった。そしてミサイルと同時に突っ込んできたアステリオンも同じく回避する。
「今度はこちらの番だな、食らえ!」
アステリオンの攻撃を回避したその場所から反転、急加速の後ロール回転をしながら、カリオンに装備された2門のGドライバーによる攻撃を行う。
アイビスと違う所は、ロール回転を維持したまま小刻みに移動しつつ射撃を行っている事だろう。発射された弾丸は攻撃を回避され隙だらけのアステリオンに次々と命中する。
スレイの攻撃が全て終了した後には、無傷のカリオンと何とかまだ空を飛んでいるものの中破と言える程に損傷したアステリオンの姿があった。
「そ、そんな! RaMVsが通用しないなんて!」
「RaM系のマニューバーが出来たからと言って調子に乗るな! 私にお前ごときのテクニックが通用するものか。悔しければ、より高度なレベルのマニューバーでもやってみせるのだな!」
さて、スレイとアイビスの戦いは一段落、か。だがこれは戦争だ。果たしてスレイがそれを理解してノイエDCに所属しているのか……試させて貰うとしよう。
「勝負はついたようだな。スレイ少尉、そいつを撃墜しろ」
「そ、それは……」
やはり戸惑うか。
「どうした? その機体のパイロットはお前の敵なんだろう? ましてや少尉はノイエDC所属で、その機体はハガネ所属だ。撃つのを躊躇う必要がどこにある?」
「……」
俺の言葉に沈黙で答えるスレイ。やはり、覚悟といえる程のものがないか。そこがスレイとアイビスの大きな違いなんだろう。
「隊長、レーダーに反応。ハガネです」
「ちっ、時間を取りすぎたか。運が良かったな、スレイ少尉」
量産型Wからの報告と殆ど同時に、ハガネが戦闘区域へと突入してくる。そしてすぐに出撃してくるPT・AM部隊。
R-1、R-2パワード、アルブレード、グルンガスト、ゲシュペンストMk-Uが2機、シュッツバルト、フェアリ
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