第50話 強力タッグ、超獣をぶっ飛ばせ
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危害を加える者は誰であれ我等守護騎士が討つ!」
臨戦態勢を取り守護騎士達が皆空へと舞い上がる。そんな中、ザフィーラはその場で狼の姿になりなのはの方を向いた。
「高町、俺の背中に乗れ」
「へ?」
「お前はまだ飛べないだろう。それに俺は余り魔力弾の類は得意ではないからな」
「は、はい!」
頷き、ザフィーラの背中に跨る。懐かしい感覚だ。以前アルフの背中にも跨った事がある。あの時はバードス島から逃げ出すのに必死で何も考えてなかったが、いざ跨ってみると不思議な感覚であった。
狼に跨るとはこう言う事なのだろうと実感させられる。
「行くぞ、振り落とされるなよ」
「が、頑張ります」
幾ら何でも数十メートルの高さから落ちたら命はない。乗せているザフィーラも乗っているなのはも必死であった。そして、ライダーブラックはバトルホッパーに乗りビルを駆け上る。
「あの超獣に、果たして仮面ライダーの攻撃た通用するか? いや、今は詮索してる場合じゃない。これ以上町に被害を出さない為にも、此処で奴を倒さないと!」
ビルを駆け上がりそれをジャンプ台代わりにして飛び上がりバキシムの前に現れる。バトルホッパーから飛翔し顔面にライダーキックを叩き込む。
真っ赤に輝く両足がバキシムの眉間に叩きつけられた。だが、流石に2m弱の人間と60強の超獣では質量に違いがあるのか大して効いてない。
「硬い、これが超獣の体なのか…」
「だったらこれでぶっ潰してやる!」
ヴィータがそう言い、アイゼンに弾丸に似た物を数発装填する。その先端の姿がロケットのような姿に変わる。
「ぶち抜け! ラケーテンハンマー!」
全体的にロケットの様なフォルムのラケーテンハンマーをバキシムの横面に叩き込む。流石にそれは効いたのかバキシムが多少よろける。しかし思った程ダメージは入ってないようだ。
「がっ、かってぇ…」
「変われ! ヴィータ」
続いてシグナムもまた弾丸を装填する。刀身に青い炎が纏われそれを居合いの要領で構えた後振るった。
「切り裂け! 紫電一閃!」
シグナムの一閃がバキシムに当たる。こちらも切り裂かれた箇所がこすれあい火花こそ舞い散る物の決定打にならない。
「思ったより頑丈な奴だ。これではこちらは消耗戦になるな」
「皆、下がるんだ!」
地響きを立てながらグレンダイザーが向ってきた。唸りを上げて鉄拳が放たれる。左右交互にバキシムの顔面に叩きつけられる。その後、バキシムの胴体目掛けて二本のスクリュークラッシャーパンチを放った。
衝撃と共にバキシムが数十メートル先まで下がる。しかし雄叫びを挙げて威嚇のポーズをとる。やはり決定打になってない。
と、バキシムの両手から夥しい数のミサイルが放たれ
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