ジャガイモ合戦
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「兄ちゃ〜ん!勝負だ〜!」
俺は急いで持ってきた爆発ジャガイモで、兄と戦うことを決めた
「おりゃっ」
広人が投げたジャガイモは、兄の体に命中・・・・とはいかず、兄はそのジャガイモを、ガトリングで打ち落としてしまった
「まだまだ甘いな」
ドドドドドドドドドドドドドドッ
「うわぁぁあぁぁあぁ!!!」
兄は容赦なく撃ってくる
「デモンストレーションなら、これくらいやらなくちゃだめだろ?」
「少しは手加減しろ!バカ兄!」
「ヒュー、そう怒るなって」
「怒るわ、ボケ!」
俺は、さすがに広人ばかりに投げさせるのはかわいそうだと思い、今度は俺も投げることにした
しかし、俺も確かに投げれるが、広人のように威力がない
「しかたねぇ・・・・」
兄に勝つには、これしかないと思い、俺は走った
ドドドドドドドドドドドドドッ
兄は容赦なくうってくるが、俺はそれをたくみに交わしながら走った
俺はこれでも、小学生のころは、「ドッジボールの天才革命児」とまで言われたほどで、ボールを投げる速さ、命中率、回避率はかなり高い。
じゃあ野球もできるんじゃないかと思われるが、打率は低い
そして、兄に近づき、ボールではないが、ジャガイモを投げた
「なっ・・・・お前・・・・」
ドドーーーーーンッ!!!
大きな爆発音とすさまじい爆風。俺は吹っ飛ばされてしまった。俺は戦いの中ですっかり忘れていたが、兄は大丈夫だろうか
「兄ちゃん、大丈夫か?」
すると、黒煙の中から何事もなかったかのように、兄が出てきた
「ふぅ、まったく、まだドッジボールやってたのかよ」
「やってねぇよ」
「それにしても、強いなぁ、さすがにびっくりしたよ。AHAHAHAHAHAHA!!!」
「俺はお前の強度にびっくりしたよ」
こうして、雪合戦ならぬジャガイモ合戦は、幕を閉じた
ところで、父さんはどうなったんだろう?
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