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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百五十話 ティターンズ強襲
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くシャワーを浴びてくるは」
「いや、ここは」
しかしシンはここで言った。
「サウナとかの方がいいな」
「サウナなの」
「酒を抜いた方がいい」
彼は言う。
「御前今凄い顔になってるぞ」
「そんなに?」
「ああ。とにかく凄い」
その言葉は本当だった。顔はむくみ瞼は腫れている。目の下にはドス黒いクマまである。髪も乱れあの美人のフレイの姿は何処にもなかった。
「だからだ。いいな」
「わかったわ」
フレイはシンの言葉に頷いた。そうして服を着てその場を後にする。
「やれやれ。じゃあ後で俺も」
シンはそのままステラを抱いて寝たが後でそれを皆に見つかって少しした騒ぎとなった。フレイはフレイで着たのがフィリスの赤服だったので暫く服を交換する羽目になった。酒の後には騒動もあった。後で皆サウナや風呂で酒をクリアーさせ復活したのはお昼近くになってからであった。
アクシズでの時計が夕刻になった頃であった。不意に警報が鳴った。
「ティターンズ!?」
「そうだ」
一同にアムロが答える。
「どうやらこちらに攻撃を仕掛けてきたようだな」
「こっちにですか」
「不思議じゃないだろ?」
そう帰還してきていたタケルに返す。
「彼等だって必死なんだからな」
「いえ、哨戒の時は見なかったので」
タケルが怪訝な顔をしていた理由はそれであった。
「まさかと思いました」
「彼等も馬鹿ではない」
クワトロがタケルに対して述べる。
「それをかいくぐったのだろう。だがそれはもういい」
話を変えさせてきた。
「今はティターンズへの迎撃だ。いいな」
「はい」
タケルはクワトロのその言葉に頷く。
「それじゃあ」
「はい、総員出撃よ」
マリューが応える。彼女は全然酔いは残っていなかった。
「いいわね」
「了解」
こうして酒から復活したロンド=ベルはすぐに出撃した。彼等がアクシズから出た時にはティターンズは既に目と鼻の先にまでいた。
「よいか!」
ジャマイカンが部下達に対して激を飛ばしていた。
「何としてもアクシズを陥落させよ!よいな!」
「勝手なことを言っているな」
それをアレクサンドリアの艦橋にいるガディは苦い顔で聞いていた。
「アクシズがそう簡単に陥落できるものか」
「いや、大丈夫だよ」
しかしそれにファラが答える。
「このザンネックがあればね」
「グリフォン少佐か」
「皆その首断ち切ってあげるからね」
「好きにすればいい」
ガディは彼女にそう告げた。
「だが。あまり派手なことはするなよ」
「わかったよ。それじゃあね」
「ううむ」
ガディはそんな彼女を見て呻いた。
「まずいか?狂気がさらに」
「気をつけておいた方がいいな」
ドレルがそれに答える。
「あのままでは味方も撃ちかねない」
「そうか。や
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