第百五十話 ティターンズ強襲
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食べ物がある。チーズやソーセージに点心があちこちにある。それを食べながらの話であった。
「しかも見えている」
トロワはぽつりと言った。
「ワンピースのせいか」
「言うなら早く言いなさいよ」
アスカは彼の言葉にバツの悪い顔を見せる。
「見せるものじゃないんだから」
「誰も御前のお子様パンツなんか見たくもねえよ」
シンがまたアスカに突っかかる。
「白ばっかりでよ。面白くとも何ともねえ」
「見たのね、シン」
「御前が見せたんじゃねえか」
そうアスカに返す。
「何言ってんだよ」
「黙りなさい!やっぱりあんた!」
「何だってんだよ、俺が!」
「変態よ!このスケベ!」
「御前には興味がねえっつてんだろ!」
売り言葉に借り言葉で返す。彼が悪いのであるが。
「胸もねえしよ!」
「何ですって!」
「実際ねえだろうが!悔しかったらもうちょっと成長しやがれ!」
「やっぱりあんた死になさい!」
「死ぬのは御前だ!」
「何かいつもこのパターンですよね」
カトルは困った顔で勃発した二人の喧嘩を見ていた。
「アスカさんもシン君も」
「いつものことだ」
しかしヒイロの言葉は動じない。
「気にすることはない」
「しかし喧嘩のネタが尽きないわね」
ルナマリアは呆れ顔で二人の喧嘩を見ている。
「シンも」
「あいつは特別だよ」
「そうそう」
ケーンとタップは食べるのに忙しいようである。
「困ったものだな」
ライトは粋に飲んでいる。三人は三人でかなり食べて飲んでいる。
「そういうのは」
「まあ慣れだ慣れ」
「それよりもライトも食えよ」
ケーンとタップは相変わらず食べている。その横ではカミーユが静かに飲んでいる。
「どうかしたんですか?」
そんな彼にシーブックが声をかけてきた。見ればカミーユはあまり酔ってはいない。
「いや、これからのことを考えてな」
彼はそうシーブックに返す。
「大変だろう?ティターンズとの戦いは」
「敵の数ですか」
「数だけじゃない」
カミーユはそれだけを問題にしているのではなかった。
「あいつ等をここで完全に倒さないと」
「また同じですか」
「そうだ。特にシロッコ」
彼はシロッコの名前を出してきた。
「あいつはいちゃいけないんだ。だから」
「カミーユ」
フォウが気遣う顔で声をかけてきた。
「あまり思い詰めないでね」
「ああ、それはわかってるさ」
答えはするがその答えは今一つ切れのないものであった。
「とにかく今は明るい気持ちでね」
ファも言う。
「いいわね」
「ああ。そうさせてもらうよ」
「しかしなあ」
ジュドーがシンを見て言った。
「あいつもよくやるよ」
「喧嘩ばかりな。全く」
トッドは呆れた顔でビールを口に入れる。
「俺でもあそこまで突っか
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