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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十九話 コロニーレーザー
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たな」
「ええ、ですが」
「うむ、わかっている」
ミスマルはブライトの言葉に応えてきた。
「このままティターンズを放置しておくことはできない」
「それでは」
「対ティターンズ最後の作戦だ」
彼は言った。
「メール=シュトローム作戦。それを君達に任せたい」
「メール=シュトローム作戦」
「宇宙の渦、ですか」
「そうだ」
ミスマルはクワトロに答えた。
「ゼダンの門にいるティターンズに攻撃を仕掛けてもらいたい。いいか」
「わかりました」
「まずは整備と補給を整えてからだな」
「はい」
「月を使ってくれ」
ブライトに言う。
「月の基地をな。いや」
だがここで考えを少し変えてきた。
「アクシズはどうかな」
「アクシズですか」
「そうだ。あそこにはかなりの軍事基地があったな。物資もある」
ふとそれを思い出したのだ。思い出せばかなりのものがあるのがわかった。
「使わない手はないか」
「名案ですね」
アムロがそれに賛成してきた。
「月に向かうのより近いですし」
「そうだな。ではそこに行ってくれ」
「了解しました」
まずはそれに応える。
「それではそのように」
「うむ。できれば連邦軍も参加させたいのだが」
「原種ですか」
「そうだ。最近姿を見せないがな」
顔を曇らせつつ述べる。
「何か企んでいるようだ。それに各勢力の残党もいる」
「まだまだ敵は多いということですね」
「残念だがな。それは認めるしかない」
認めなくてはならないことだった。わかっているからこその言葉であった。
「そのうえで君達に頼みたいのだ。いいな」
「わかりました。それでは」
「うむ」
こうしてロンド=ベルはアクシズに戻ることになった。その途中であった。
「なあミネバ」
「どうしたのじゃ?」
ミネバはディアッカに応えていた。
「もうザビ家って公王でも総帥でもないんだよな」
「そうだが」
そう彼に答える。
「ネオ=ジオンもない。だからな」
「じゃあよ。その喋り方はどうかな」
「喋り方か」
「ああ。堅苦しい気がしてな」
「ううむ」
「少しずつ変えていかない?」
ヒメも言ってきた。
「ミネバちゃんも普通の女の子になろうよ」
「普通の女の子にか」
「全くだぜ」
シンも言う。
「さもないとハマーンみたいなおっかねえおばさんになっちまうぜ」
「待て」
後ろからドスの効いた凄みのある女の声がしてきた。
「誰がおっかないのだ?」
「決まってるだろ。あの年増さ」
「ちょっとシン」
キラが横からこっそりと注意する。
「今は」
「ああしたふうになったら駄目だからな。ありゃ絶対三十代後半だぜ」
「その三十代後半の名前は何というのだ?」
「何言ってるんだ、あのハマーンが・・・・・・って」
「ま
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