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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十九話 コロニーレーザー
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後方にいる。隣にはドゴスギアもいる。バスクだけでなくジャマイカンも一緒であった。彼は自分の艦からわざわざバスクのところに来ていたのであった。
「閣下、ロンド=ベルが動いてきました」
彼はバスクにそう声をかける。
「正面から来ます」
「引かぬつもりか」
「はい、おそらくは」
「ならばよい。十分だ」
バスクは言った。
「十分だけ持ち堪えるのだ」
「十分ですか」
「そうだ、待っていれば時が来る」
また言う。
「そしてコロニーレーザーで」
「一挙に、ですか」
「貴官も自分の艦に戻れ」
バスクはジャマイカンに告げる。
「いいな」
「わかりました」
ティターンズも迎撃態勢に入る。こうしてロンド=ベルとティターンズは戦闘に入ったのであった。
「カミーユ!」
ジェリドは真っ先にカミーユに向かう。その乗機はやはりジ=オであった。
「今度こそ御前を!」
「ジェリド!やはりここでも!」
「御前さえ倒せば俺は!」
ジェリドはビームライフルを放ちながらカミーユに言う。
「壁を越えられるんだ!」
「それは御前の勝手な思い込みだ!」
カミーユはジェリドのその攻撃をかわす。そして反撃に転じた。
「そんな思い込みは消し去ってやる!」
「御前に消されるつもりはない!」
ジェリドはそのカミーユのビームをかわす。かわしながら今度はビームサーベルを抜いてきた。
「逆に俺が御前を!」
「やらせるか!」
ジェリドのビームサーベルを受け止める。
「俺は戦うんだ!御前みたいな奴の業を消す為に!」
「業だと!」
「そうだ!」
カミーユは叫ぶ。
「人の業!それがわかったからだ!」
「人の業だと!」
「御前はまだわからないのか!」
カミーユはジェリドに攻撃を仕掛ける。しかしジェリドもそれを受ける。
「自分自身を取り囲んでいるものが!」
「わかったらどうだというのだ!」
ジェリドは遮二無二繰り出されるカミーユの攻撃をビームサーベルで全て受けている。受けながら応える。
「俺は御前を!」
「わからないならわからせてやる!」
カミーユはまた叫ぶ。
「ここでな!」
「ならここで倒す!」
カミーユに向かって体当たりを仕掛ける。
「くっ!」
「俺自身の為にな!」
二人は激しい戦いに入る。その横ではエマとカツがレコア、サラと戦っていた。
「レコア、まだわからないのね」
「わかっていてもわかっていなくてもいいのよ」
レコアはそうエマに述べる。
「私の居場所はもう一つしかないのだから」
「そう」
エマは目を伏せてそれに応える。
「戻るつもりもないのね」
「戻れないわ。そう言えばわかるかしら」
「わかるわ」
エマはそうレコアに返した。
「私も女だから」
「有り難う」
レコアはエマのその言葉に礼を述べてきた
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