第百四十八話 サイレント=ボイス
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は一人ではなくなった。クワトロはそんな彼女を暫く見ていたがすぐに一人でロンド=ベルに戻った。
ネオ=ジオンは解散し彼等との戦いは終わった。その軍は連邦軍に組み入れられることとなりハマーンとミネバ、そして多くの面々がロンド=ベルに加わることとなった。
「そういうことだ」
ゴットンを引き連れたマシュマーがジュドーに挨拶をしてきた。
「今日からは戦友ということになる。宜しくな」
「あたしもいるからね」
見ればキャラも一緒だ。他にはイリアやランス、ニーもいるが彼等はモビルスーツは持って来ていないようである。
「何かまた派手な面子が来たな」
「それは褒め言葉と受け取っていいのだな?」
マシュマーはそうジュドーに返す。
「それならば幸先がいい」
「そう思ってくれるんならいいけれどよ。しっかしねえ」
ジュドーは言う。
「イリアさんの格好はまた凄いね」
「そうか?」
本人にはあまり自覚がないといった顔であった。
「私はそうは」
「いや、かなりだ」
イザークが言う。
「最初見た時は何処のロック歌手かと思った」
「キャラさんもですよね」
シホも付け加える。
「何かヘビメタみたいな」
「おや、あたしの音楽の趣味がわかるのかい」
「やっぱり」
シホだけでなく皆それを聞いて納得した。
「これでもギターとか好きだよ」
「私もだ」
イリアも言う。
「派手な音楽が好みだな。ロンド=ベルではランス、ニートミネバ様のお側にいる」
「モビルスーツには乗らないのか」
「それはマシュマー達に任せる。愛機がなくなったこともあるが艦橋要員の関係でな」
「そうか」
話を聞いたアムロはそれに頷く。
「それもいいな」
「それでだ」
今度はバサラが彼等に声をかけてきた。
「そっちの人がギターならあんたは何なんだ?」
「私か?私はベースだ」
イリアはそう答える。
「それがどうかしたか?」
「面白いな。それじゃあ今度ジョイントしようぜ」
バサラは笑ってこう言ってきた。
「それでいいな」
「熱気バサラとライブか。こちらこそ光栄だ」
「じゃあよ。派手に行こうぜ!」
「しっかしバサラって誰でも頓着しないのね」
アスカがそんな彼を見て言う。
「それはかなり凄いわね」
「まああの人やからな」
トウジが述べる。
「それもありやろ」
「ありなの」
「そやろ。破天荒な人やからな」
「破天荒過ぎるけれどね」
「それ言ったらおしまいだよ」
シンジがそれに突っ込みを入れる。
「バサラさんには」
「まあこれでまたメンバーが増えたわね。また賑やかになるわ」
「それではミネバ様」
ハマーンがミネバに対して何か言っていた。
「これが終わりましたら夕食に」
「ハマーン、何を作ってくれるのだ?」
「えっ!?」
皆今のミネバ
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