暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十七話 グレミーの反乱
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
チャはラカンのドーベンウルフの攻撃を必死に追いながら言う。
「おかしいだろうが」
「これが年季というものだ」
ラカンはそうビーチャに返す。
「子供にはわからんことさ」
「子供子供って言うけれどな!」
ビーチャはラカンの今の言葉に言い返す。
「俺だって前の戦いから今まで洒落にならない位戦ってきたんだ!場数なら負けちゃいねえぜ!」
「なら見せてみろ」
ラカンは彼に言う。
「その場数をな」
「おうよ!」
彼等はそのまま一騎打ちに入った。ジュドーはハマーンと戦っていた。
「ハマーン、またあんたか」
「ジュドー、御前とは縁があるようだな」
ハマーンはジュドーを見ながら述べてきた。
「元気そうで何よりだ」
「俺はまだ若いんでね。元気が有り余ってるのさ」
「いいことだ。若いということはそれだけで力になる」
ハマーンはその言葉に無意識のうちに笑みになっていた。
「私も。いや」
だがそこからは言わなかった。
「私は所詮は」
「!?ハマーン」
ジュドーはここでハマーンから違和感を感じた。
「あんた、ひょっとして本当は」
「本当だったらどうする?」
ハマーンは彼に言ってきた。
「私を止められるとでもいうのか?」
「わからない。けれどな」
ジュドーはまた言う。
「今あんたを確かに感じた。本当のあんたをな」
「ふっ、戯言を」
だがハマーンはその言葉に冷笑で応えた。
「私をわかるなどと。子供だというのに」
「子供とかそういうのは関係ないんだ」
しかしジュドーはそう反論する。
「俺は今確かにあんたを感じた。本当のあんたは」
「言うな!」
ハマーンは鋭い声を出してきた。
「私はハマーン=カーンだ。それ以外の何者でもない!」
「いや、あんたは隠している!」
それでもジュドーは言う。
「本当の自分を!俺にはわかる!」
「わかったらどうだという!」
キュベレイからファンネルを飛ばしてきた。
「人の心に踏み込むな!俗物が!」
「俺もあんたの心を見ている筈だ!」
ジュドーはまたハマーンに言い返す。
「だからお互い様なんだよ!」
「くっ、何故だ」
ファンネルを放ちながらもハマーンは怯んでいた。
「何故御前の言う言葉が心に残るのだ」
「ハマーン」
プルが彼女に声をかけてきた。
「ムッ!?」
「素直になろう。自分に」
「そうだ、あんたはもうわかっている筈だ」
プルツーも言う。
「自分のことが。だから」
「ええい、黙れ!」
しかし彼女は聞き入れようとはしない。
「御前達に何が!」
「わかるよ!」
プルがハマーンの言葉を遮る。
「だってあたし達同じだから」
「わかるんだ!キュベレイや他のことを通じてな!」
「馬鹿な、何故御前達の言葉も」
ハマーンはプルツーの言葉も聞いた。それ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ