第百四十七話 グレミーの反乱
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いる。
「だが第一の目標はアクシズの奪回とする。いいな」
「了解」
皆それに頷く。彼等はハマーンを先頭にアクシズへ向かうのであった。
ロンド=ベルは両軍の戦闘を利用することにした。互いに戦力を集中させていることをいいことに即座に攻撃を浴びせてきたのだ。
「来たか。ラカン!」
「はっ」
ラカンはグレミーの言葉に応える。
「地球をやる約束だ。その為には」
「わかっております。いいか!」
配下のドーベンウルフの部隊に声をかける。ジャムルフィンのスリーディーも一緒だ。
「我等はロンド=ベルに向かう。いいな」
「了解!」
「わかりました!」
部下達はラカンの言葉に応える。そしてラカンに続いてロンド=ベルに向かう。
彼等の相手はジュドー達だった。既にイーノがスリーディーと戦っていた。
「僕だってこの程度は!」
ニュータイプならではの直感で三方から襲い来るハイメガ粒子砲をかわす。そして上に上がりそこからライフルを放つ。
「これで!」
エンジンを貫き戦闘不能にする。ジャムルフィンノ三人は慌てて逃げ出し三機のジャムルフィンがまず消えた。
ドモンはオウギュスト、エルは複数のキュベレイと戦う。まずはドモンが何なくオウギュストを退ける。
「ちっ、ここまでか!」
慌てて脱出して彼は難を逃れた。既にアリアスは脱出ポッドの中だ。彼はエルにやられた。そのエルが今キュベレイ達を相手にしているのだ。
「この感覚」
エルは戦いながら嫌なものを感じていた。
「何!?まさか」
「あたし達と同じ」
「そうだな」
プルとプルツーが言った。
「わかるわ、これ」
「まさかと思ったけれどね」
「ちょっと、それって」
エルはキュベレイ達の相手をしながら二人に問う。
「あそこにいるのあんた達の姉妹ってこと!?」
「いや、それは少し違うな」
カミーユがそれに答えてきた。彼はガンダムチームと共同してスペースウルフ隊と戦っていた。
「おそらくクローンだ」
「クローン・・・・・・そういうことね」
「気味が悪いのだったら殺すことはない」
カミーユはそうエルに言う。
「動けなくするだけでいいんだ」
「わかったよ。それじゃあ」
「しかしネオ=ジオン」
カミーユはエルに話した後で忌々しげに呟く。
「人の命を何だと思っている」
「ある意味仕方ないわ」
ロザミアがここで彼に言った。
「だって。これ戦争だから」
「そうか」
「そうよ。私もフォウさんもそうだったし」
「ロザミィ・・・・・・」
彼はまたニュータイプ、強化人間というものに考えさせられた。それはどうしようもないものであった。今の彼にとっては。
ビーチャはラカンと戦っている。しかし流石に彼は強い。
「腕は上がっているな!」
「おいおい、何であんなに動けるんだよ!」
ビー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ