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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十五話 スターダスト=メモリー
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。彼のドライ船もチャックの攻撃で大破してしまっていた。
「私も一緒です」
「済まぬな、最後まで」
「いえ」
カリウスは微笑んで彼に応える。
「御気になさらずに」
「そうか。では行こう」
爆発があちこちで起き炎に包まれていくノイエ=ジールの中で言う。
「共にな」
「はい」
二人のマシンはそれぞれ爆発し炎に包まれた。その後ろでネオ=ジオンは何とか撤退を成功させていた。ガトーはそれを見届けながら散ったのであった。
「ガトー・・・・・・」
「コウ」
ニナがデンドロビウムのモニターに通信を入れてきた。
「終わったのね」
「ああ、見事だった」
「ええ、見ていたわ」
ニナは彼に答える。
「全ては終わったわね」
「そうだね」
「それでね、コウ」
ニナはここで言う。
「続いてもいるのよ」
「えっ!?」
「帰ってきて」
彼女はそうコウに語り掛ける。
「デンドロビウムと一緒に」
「ああ、わかったよ」
ニナのその言葉に微笑んでみせた。
「今からね」
「ええ」
彼は帰還することになった。コウもまた自分の因縁を終わらせた。アナベル=ガトー、最後まで武人として生き武人として死んだのであった。
マスドライバーを守ったロンド=ベルは次の戦いに向かうことになった。いよいよアクシズに向かうということになろうとしていた。
しかし。ここでルリが言ってきた。
「先に戦うべき人達がいます」
「先に!?」
「はい」
周りにいるロンド=ベルの面々に対して答える。
「火星の後継者です」
「火星か」
「アクシズと本格的な決戦に入る前にあの人達との決着をつけるべきかと」
「そうね」
それにユリカが頷いてきた。
「じゃあ火星に行きましょう、すぐに」
「すぐにって」
ミレーヌがその言葉に呆れた顔を見せてきた。
「火星なんてそうすぐには」
「御安心下さい」
しかしルリはそうミレーヌに返す。
「あれがありますから」
「あれって!?」
「ボゾンジャンプです」
ルリは語る。
「それで一気に火星まで」
「全軍でだな」
ブライトがルリに問う。
「それで火星の後継者達と」
「そうです。どうでしょうか」
「皆行けるか?」
アムロが問う。
「アラスカの時よりもメンバーが増えているというのに」
「御安心下さい」
その不安にはユリカがあっけらかんとして答えてきた。
「私達がいますから。ねっ、アキト」
「う、うん」
アキトは戸惑いながらもそれに答えてきた。
「あの時は咄嗟で不安でしたけれど今度はそうではないですし」
「確かに距離はあります。ですが」
またルリが言う。
「お任せ下さい」
「よし、わかった」
グローバルがそれに頷いた。
「ではそれで行こう。帰りも頼むぞ」
「はい。では明日」
ルリは言
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